Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

リダンダンシーって何?

中越地震関連の記事の中で、「リダンダンシー」という言葉が出てきたのだが、意味がわからないので戸惑う。
ヤフーで検索すると、はてなダイアリーキーワードの解説頁が出てきて、何となく意味が分かった。

Redundancy 冗長性。
狭義的には建造物や機械類の設計における余裕を指し、その対象物に想定される最低限の負荷、および、要求される最低限の性能に対し、それより多め、大きめに設計された「余裕」や「余地」を指す。

・・・分かったような気がする。

もう少し検索先を読み進めてみる。すると、どうも、土木界では、もう少し特定の意味で用いられるようだ。
特に、地震災害等をイメージして、フェイルセーフとセットで以下のような意味で使われることが多い。

リダンダンシー
自然災害等による障害発生時に、一部区間の途絶や施設の破壊が全体の機能不全とならないよう、予め交通ネットワークやライフライン施設の多重化を行うこと。
フェイルセーフ
事故・故障などの際に安全性を確保するための機構。


http://web.pref.hyogo.jp/nakaharima/nourin_vi/number4/second/second/
http://web.pref.hyogo.jp/nakaharima/himejinn/visyon5/visyon5.htm
http://www.kobe-np.co.jp/rensai/hyo_hen/13.html

ここまで調べてみて、やっとわかったが、神戸の震災のときに流行した言葉のようだ。しかし、イマイチしっくり来ない。安易に流行に乗るのではなく、漢字という表意文字があるのだから、もう少し、字面を見ただけで、意味が想起されるような言葉を考えて欲しいなあ。