Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

サンボマスター「僕と君の全てをロックンロールと呼べ」ツアー2006@ZeppSendai(8/23)

行ってきました!初サンボマスター
書こうとすればどうしても理屈っぽくなってしまうので感想は短く。

わかったことは、山口隆は本気だっていうこと。
ライヴ中、絶えず観客に問いかけるそのスタイルは、自分自身は今まで体験したことのないものだったので、その新しさからくる感動というのもあるかもしれない。
しかし、そういった「スタイル」や「音楽性」などという言葉以前に、山口隆が、サンボマスターが本気で「ロックンロールで世界を変える」と言っていることがわかった。
ほら、自分でこうやって言葉で書くと嘘くさくなってしまうけど、でも、伝わってくるものがあった。
あのライヴを見に行った人は、今日から明日から、少しでも、自分の周りの何かを変えていこうと思うんじゃないか?
そんな素晴らしい体験だった。
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で、枝葉末節について。
当日は、会社帰りだったのだが、相当な熱気が予想されたし、いろいろと楽しいこともあるかもしれないし、既に箪笥の奥に入っている「はてなTシャツ」にでも着替えていくか?と思ったのだが、やっぱり恥ずかしいのでヤメ。*1

結局、スーツ/ワイシャツ姿で会場に入ってみると、相当浮いた。
スーツ姿は、オリジナルラヴスガシカオで5%くらい、100sでも3%くらい、馬の骨でも2%くらいいたような気がするのだが、今回は、自分以外に、2・3人しか見つけることが出来ずに結構焦った。
上に挙げたようなミュージシャンのライヴと比べると、サンボマスターTシャツは勿論、夏フェスのTシャツ率が高かったように思う。(みんな若いのか?)
スタンプラリーのスタンプも置いてあったし、相当な数のリピーターがいるのかもしれない。

MCは、八木山動物園、東北薬科大学(山口母の出身大学)、仙台四郎?、青葉城恋歌というローカルネタから、ハンカチ王子などの時事ネタまで幅広く、フェスの話題も多かった。どれも面白い。
しかし、「ノリ」は相変わらず盛り上がっているのに乗り切れない、仙台独特の雰囲気。山口隆も「東北人の性格」について語った上で、歌おう踊ろうとさんざん煽っていた。
でも今回は全然不満を感じなかった。うまく説明できないけど、
ノリ方はどうであっても、観客はみな感動していたと思う。
ライヴがよかったときは、「お布施」という意味も込めて、グッズを買っていくのだが、定番のタオルを購入。Tシャツは着ないし、バッチとかはつけないので、結局タオルが一番実用的なのだ。
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今回の発見は、ドラム木内君。
サンボマスターは2トップが強烈過ぎて、たった3人しかいないのに、こんなハンサムがいることに全く気づかなかった。
メンバーには「女性に人気があるみたいだけど、実は(ゴニョゴニョ)」みたいに突っ込まれていたが、ドラムを叩いているときの爽やかで楽しそうな表情がいい。大活躍の「心音風景」もよかった!
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セットリストは特に書かないが、2回のアンコールのあと、客電があがったときに流れたのはカーティス・メイフィールドの「Move On Up」。
ちょっと正確な訳がわからないが、動き出せ、ということなのか。
今日からまた頑張って行こう、そして何かを始めていこうと思わせる、素晴らしいライヴでした。

*1:リンク先のikuyokuruyoさんの妄想は、凄く共感。学生時代だったら間違いなく、そのプランを立て実行していたね。今はダメです。32歳だし。結婚してるし。