Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

オリジナル・ラヴ12/6発売のアルバム『東京 飛行』収録曲について

『東京 飛行』収録曲が明らかになりました
前回のように曲名予想をしようとおもっていたので残念です。*1

1. ジェンダー
2. オセロ
3. 2度目のトリック
4. 髑髏
5. カフカの城
6. 13号室からの眺め
7. 明日の神話
8. ZIGZAG
9. 夜とアドリブ
10.遊びたがり
11.エクトプラズム、飛行

曲タイトルからの連想を、それぞれ簡単に。

  • 1. ジェンダー:衝撃的なタイトル(笑)。一曲目ということもあり、試聴可能にはしてほしくなかった。買ってきたCDを初めて聴くときのワクワク感が重要なのです。「それなら試聴するな」という意見はもっともなのですが。
  • 2. オセロ:『L』収録の「神々のチェス」を思い出した。ジェンダーからの流れを考えると、白黒=男女?それとも、俺は中島知子の方が好きだとか、そういう歌?
  • 3. 2度目のトリック:夏のライヴで披露済みの曲。「トリック」で思い出すのは「鍵、イリュージョン」。「ZIGZAG」も「チャンスがもう一回巡ってきたとき」の話だし、「2度目」というのには何か意味があるのか?
  • 4. 髑髏:これも夏のライヴで披露済みの曲。亡くなった友人のための曲ということらしいが、シェイクスピアのオセロとカフカの城に挟まれているからか、文学作品的な匂いのするタイトル。
  • 5. カフカの城:たしかにカフカ作品に「城」というものがある、それはいいだろう。しかし「カフカの城」とタイトルにつけてしまうのは、凄い思い切りだ。たしか薄い本だったろうから読んでみるか?
  • 6. 13号室からの眺め:夏のライヴのタイトルとなっていた曲。ノリのいい曲みたいなので、これがB面トップの曲という扱いのようだ。
  • 7. 明日の神話:A面ラスト曲という予想は大外れ。試聴を聴く限りでは、太郎のピアノもコーラスもなしでいきなり始まるアレンジ?
  • 8. ZIGZAG:何人かの方がおっしゃるように、アルバムには入れてほしくなかった曲。しかも、シングルと同じ並びだなんてあり得ない。圧倒的に嫌いな曲というわけではないが、シングルと別の聴き方をしてほしいのなら、この曲順はやめるべき。同じ聴き方をしてほしいなら、アルバムには入れる必要がない。アレンジが大幅に変わるなら別だが。。。。ていうかさー、1,890円出して買ったシングル収録曲がどちらもアルバムに入っていると、損した気分になるじゃんか。
  • 9. 夜とアドリブ:これはまた全く予想がつかないタイトル。アドリブというからにはジャズっぽい感じか?bounceの「『ムーンストーン』のジャジー・テイスト、『踊る太陽』のポップ・テイスト、『街男 街女』のロック・テイストが絶妙に絡み合った、集大成的内容。」という評価を真に受けるなら、ここは『ムーンストーン』で好きな「GLASS」みたいな感じでお願いしたいところ。
  • 10.遊びたがり:ずばり椎名林檎をイメージしました。『街男 街女』的なバラード駄目押しのエンディングにはならずに、ここで変態的な曲を期待。
  • 11.エクトプラズム、飛行:曲タイトルで「名詞、名詞」と読点を挟んで名詞を二つ並べることは稀なわけで、「鍵、イリュージョン」を意識したタイトルと見た。関連性がどうの、というよりは、ファンからも評価の高い「鍵、イリュージョン」を超えてみせるぜ、という田島貴男の気概がうかがえる。たださあ、エクトプラズムはおかしいだろう。*2それから「飛行」も、これだけを音で「ヒコウ」と聞くと8割型「非行」だと思うね。1曲目も凄いけど、このラスト曲のタイトルは、レベルが違う。伝えることを拒否しているみたいなタイトルだ。もしかして、これ↓を使ったのでは?

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いろいろ書きましたが、期待して待ちます。

*1:改めて見るとものすごいバカ企画だ。でもちょっと惜しかったりする。

*2:その後、バラくまさんのところのLindaさんのコメントで、この曲はインストの可能性が高いことを知りました。というか多分インストです。http://barab8.jugem.jp/?eid=92