Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

クッキーを焼く

外は雨が降っており寒いので家族3人で、クッキーをつくった。
手作りクッキーと言うのは何だか幸せの象徴のような気がして気分がよい。
ようたが最近お気に入りのアニメ「うっかりペネロペ」でクッキーを焼くシーンがあり、それが大好きなので、喜んでいた。

美味しいが、すぐにお腹いっぱいになってしまった。
次回は上級レベルのお菓子を。

仙台市天文台に行く。


少し前になるが、一週間前に、ようたと一緒に、仙台中心部の西公園近くにある仙台市天文台に行った。
目的は10:30からの幼児用プラネタリウム投影だったので、10時過ぎには天文台に到着。
ついてすぐに観測室にて、職員の方による望遠鏡の説明が始まる。
集まったのは、やはり親子連れが多い。観測室は非常に寒かったが、説明が上手なだけでなく、望遠鏡が回転したり、上部が開くなど、動きがあったせいで、ようたも動き回らずに話を聞いていた。(ときどき叫んでいた)
この話の中で初めて知ったが、昭和30年に誕生した、非常に歴史の古い天文台も「施設の老朽化」「都市化による観測環境の悪化」を理由に来年には閉館してしまうという。新天文台は愛子近くの錦ヶ丘に建設中とのこと。*1ちょっと離れてしまって残念だが、地下鉄東西線の駅予定地だというので、「奥地」という感じでもないのだろう。
寒いので、短めに話は終了して、そのままプラネタリウムへ。

プラネタリウムでは、はじめにお姉さんによる説明があり、星の色や光の強さについての基本的な説明がある。その後、簡単な星座の説明やクリスマスの話。暗くなってからは、泣き出す子どももいたが、ようたは大丈夫でじっと上を眺めていた。
今思えば、ここまでが普通のプラネタリウムで、このあとは、幼児向けの番組の上映で、感覚的には映画に近い。
番組の名前は「ちきゅうをさがせ」で、内容は、ベガの近くのポコポコ星から、知的生命体を探しに宇宙人が地球にやってくるという話。テーマは太陽系の惑星について。

広い宇宙のたくさんの星の中には、いきものの住んでいる星があるかもしれないよね。
そして、どこかの星でも、地球をさがしている「ひと」がいるかもしれないよね。
あいちゃんが流れ星にたのんだお手紙は星空を飛んで、どこまで行ったのでしょう?
みんなもプラネくんとあいちゃんに会いにきてね。
まってるよ!

(↑音が出ます。テーマソング)
ポコポコ星の3人は、途中で、太陽系の惑星を発見しながらも、かなり昔の探査機「パイオニア」や1997年に打ち上げられた土星探査機「カッシーニ」に出会うのだが、一人で彷徨うパイオニアの話はちょっと切ない。

先月22日、NASAの探査機パイオニア10号からの最後の信号が届けられた。今月7日に再度通信を試みたが信号が受信できなかったため、先月の通信が最後という形になったものだ。打ち上げ以来、実に30年以上にわたってデータを送り続けたことになる。
(中略)
また、パイオニア10号には太陽系や人の姿を描いた金のプレートが積まれている。このプレートがいつか地球外の知的生命体へのメッセージとして解読される日が来るかもしれない。まさにパイオニア(開拓者)として活躍してきた探査機パイオニア10号は、今後おうし座のアルデバランの方へ向かい、メッセージを届ける使者として宇宙を静かに漂い続けるということだ。

その後、ポコポコ星からの宇宙船は、仙台市天文台近くに住む小学生あいちゃんが流れ星に乗せて宇宙人に送った(笑)手紙を発見し、地球に到着。
あいちゃんは、七夕飾りを一緒につくろうと提案するが、地球の写真をたくさん撮影する任務があるという現実的な理由から、ポコポコ星人たちは、この提案を拒否して、再会を誓って別れて終わり。
何度も繰り返し流される(何故かトランス系の)テーマソング「ちきゅうをさがせのテーマ」は、。「すいきんちかもくどってんかいめい」が耳に残り、小学生は惑星の名前を覚えて帰ることができたと思う。(HPで流れるもの)
ちなみに番組前のお姉さんの紹介によれば、「めい」は、太陽系の兄弟からは外れてしまったとのこと。彼を兄弟にすると、他にもたくさん兄弟にしなくてはならない星が増えるからだという。
比喩は難しい。

それにしても、1時間弱の時間を椅子に座って耐えられるとは思わなかった。まあ、テレビみたいなものだから、じっと見られるのかもしれないが、ちょっと驚いた。
ちなみに展示施設は、やや難しめ+古め。ようたは押せるボタンを全部押して満足していたが。


〜〜〜
総評として、仙台市天文台は300円でプラネタリウムが見られる良い施設だと思います。次回は、一般向けの番組のときに見に来てみたい。

*1:ちなみに、PFI事業として整備されているらしい。