Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

日経概観2/4(日)

円安関係

円安関係の記事が多い。3面の「けいざい解読」では、「継続的な円安で、日本の値打ちが下がったこと」を問題視して、「名だたる日本企業を、中国資本が買収する日は、そう遠くはあるまい。」と書いている。そういう時代か・・・。やはり日本語だけ話せても厳しくなるのかもしれない。

ブックオフ社長、春樹本ブーム

ブックオフ橋本真由美社長のインタビューがあった。
この記事自体は普通のないようだったのだが、この連載が面白い。
というか、一部しか読んでいないのだが、面白そう。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20061120/114054/
あと、読書コーナーは村上春樹の評論本の評論。
村上春樹は最近ほとんど読んでいないけど[あとで読む]だな。

軽くみるなかれ“ゴア旋風”/温暖化対応で米、大転換へ(中外時評)

さて、一つ前のエントリに挙げた「宇宙規模の現実逃避」というのは、米国の「一部の顔」であり、テレビでも取り上げられているように、米国の中でも従来の自国の温暖化対策への姿勢を疑問視している人も多いという。
記事の主旨は「ゴア氏が大統領選に出馬したらどうなるか」というもので、本人は出馬の意向を示していないが、最近世界中で繰り広げている著書(映画)『不都合な真実』の宣伝自体が、出馬への準備なのではないか、という見方もできる、としている。
ゴア氏が民主党の候補に選ばれれば、大統領当選の可能性は高く、米国の消極姿勢が一変する。もし大統領にならなくても、現時点で、州レベルや大企業での、排出量削減への取り組みが広がりつつあり、米国の政策の転換は時間の問題だ、と繋げ、結論としては、日本の歩みはのろすぎるのではないか?というもの。
確かに、安倍内閣には、温暖化対策への取り組みのイメージはない。
IPCCの報告など、国際的な流れも見ながら、もう少しがんばってもいいのかもしれない。
こういう内容は「国民の理解」を得てから行うのでは遅きに失する可能性もあると思う。