先週末に行われたオリジナル・ラヴファンの集うカラオケ会は、大盛況*1だったようで、当然参加できない自分にとっては羨ましい限りです。
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さて、ファンにとっては悩ましい、最近の情報の少なさについてだが・・・
- 変な時期に発売される初DVD化のPV集
- 新曲発表にもかかわらず、情報を抑えて発表する公式サイト
こういった状況から考えると、前々から噂されていたレコード会社移籍の真実味が増してきた。
移籍となれば、当然、予想されることがある。
ベスト盤のリリースだ。
「大人の事情」でリリースされる非公認のベスト盤だ。
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東芝→ポニーキャニオン移籍のときのリリース・ラッシュはこんな感じ。
- ポニー・キャニオン初シングル『夢を見る人』1995年4月28日発売
- ポニー・キャニオン初アルバム『RAINBOW RACE』:1995年5月17日発売
- 東芝時代のベスト盤『The Very Best of ORIGINAL LOVE』:1995年4月28日発売
1995年はCDが売れていた時代というのもあるだろうが、UNOFFICIALで「在庫一掃セール」と揶揄されているように、このときの東芝のリリースラッシュは凄まじい。(ベスト盤以外に以下が発売)
- 1995年4月26日『夜をぶっとばせ Let's spend the night together (BRAND NEW MIX)』
- 1995年6月28日『Wild Life』(リミックス・アルバム。これはマスト)
- 1995年7月26日『Summer Love』(「大人の事情」にも関わらず何故か名盤コンピ)
- 1995年12月13日『COLOR CHIPS』(脅威の5枚組!中身は・・・?)
当時はオリジナル・ラヴを聴き始めた頃(発売日に購入したアルバムは1996年の『Desire』から)で、このときの雰囲気はよくわからないが、ファンの方は相当大変だったことと思う。
勿論、CDが売れなくなってきた昨今、実際、ベストが発売されるかどうか微妙な部分もあるが、年末に発売されるとの予想のもと、アルバム収録曲を予想してみた。
まず、一番面白くないかたちの「シングル集」の場合。
全くの個人的意見だが、アルバムの中の一曲としてみた場合、それほど好みでは無い曲がシングルとしてカットされているということが多い印象を持っているので、この選曲はかなり面白みに欠ける。(実際にリリースされるとしたら、これなのかもしれないが)
ということで当然のことながら自ら選曲。
まず、ポニーキャニオンで発売されたアルバムは、カバーアルバムの『キングスロード』を含めて全部で10枚。思い入れの強いアルバムとそうでないものがあるが、全アルバムからなるべく2曲(状況によって上下動)選ぶことにした。
以下、アルバムごとに◎のついた曲が当選。
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◎1. ブロンコ
2. ダンス
◎3. Your Song
4. 夢を見る人
5. 流星都市
6. 夏着の女達へ
7. ホモ・エレクトス
8. ミア・マリア
9. ミッドナイト・シャッフル
10. バード
このアルバムは全アルバムの中でも最も多く聴いたアルバムの中の一枚。故に、選曲は簡単。
何故か、カラオケ会では歌われなかったようだが、少年少女合唱団がバックに入った「Your Song」は、OL全曲の中でもベストの部類に入る曲。「ブロンコ」は、ライヴで演奏される確率の高い楽曲なので、初心者の方のためにも。。「夢を見る人」は定番過ぎるので辞退。あ、「プライマル」忘れてた・・・。
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- アーティスト: オリジナル・ラブ,田島貴男
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- 発売日: 1996/07/19
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◎1. Hum a Tune
2. ブラック・コーヒー
3. ガンボ・チャンプルー・ヌードル
4. 青空のむこうから
5. Masked
6. Words of Love
◎7. 黒猫
8. 日曜日のルンバ
9. プライマル(アルバム・ミックス)
10. 少年とスプーン
「Hum a Tune」は『変身』にも入っているので外そうかと思ったが、このアルバムから一曲とすれば、明らかにこれ。伴都美子にも最近カバーされたばかりで旬。(未聴)
もう一曲は、「ガンボ」と行きたいところだが、個人的にコンピを作るとしたら確実に入れる曲なので、敢えて避けて、もう一つの変態曲「黒猫」。電子音楽+アラビア音楽+変な振り付けで、インパクト大。
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1. ティラノサウルス
2. ペテン師のうた
3. ビター・スウィート
◎4. アイリス
5. 2分の路上駐車
6. ローラー・ブレイド・レース
◎7. アンブレラズ
8. 机の上のファントム
◎9. サーディンの缶詰め
10. グッド・モーニング・グッド・モーニング
11. 踏みかためられた大地
今回一番悩んだのが、このアルバム。
「11個の落書き」というアルバムのタイトル通り、力み過ぎていないのが、聴きやすさにつながっているのかもしれない。迷う中、名バラード「アイリス」、コーラスが魅力も“機材元年”(と当時インタビューで言っていた)を象徴する「アンブレラズ」、アルバムの雰囲気が伝わる「サーディンの缶詰め」を選曲。
1,2,3,6を選びたい気持ちもあったので、やや多いが3曲。
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1. Wedding of The Housefly
◎2. 水の音楽
3. ドラキュラ
4. 宝島
◎5. ハニーフラッシュ
6. Crazy Love
7. 大車輪
8. 呆気ない幕切れ
9. 羽毛とピストル
10. インソムニア
◎11. 神々のチェス
12. 白い嵐
大好き過ぎるアルバムなので悩ましいが、ベスト盤という観点では、この3曲。
OL史上最も神々しい2曲「水の音楽」「神々のチェス」、ピコピコ好きとしては外せない「ハニーフラッシュ」。
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1. A1.女を捜せ
◎2. A2.地球独楽
3. A3.愛の薬
4. A4.セックスサファリ問題OK
◎5. A5.ショウマン
6. B1.ダブルバーガー
7. B2.MP
8. B3.殺し
◎9. B4.液状チョコレート
10. B5.アポトーシス
11. B6.地球独楽リプライズ
12. B7.R&R
これも悩んだ。楽曲ごとの好き嫌いがはっきりしているが、好きな曲は本当に好き。
田島貴男の狂気が伝わる「地球独楽」*2、名バラード「ショウマン」、これもピコピコ好きには外せない「液状チョコレート」。
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1. 夜行性
2. アダルト・オンリー
◎3. GLASS
4. 悪い種
5. 月に静かの海
6. 守護天使
7. Xの絵画
8. 哀しいノイズ
◎9. 冗談
10. ムーンストーン
1,2の両A面シングルは、OL史の中では重要楽曲かもしれないが、スルーして2曲を選ぶ。
ファルセット+フリージャズ「GLASS」と、歌詞が結構深い「冗談」。4,10は悩みながらも外す。
2枚連続で考えると、やはり月見バーガーセットがほしくなってくる。
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1. ブギー4回戦ボーイ
2. ふられた気持ち
3. 恋の彗星
4. Hey Space Baby!
5. 美貌の罠
6. のすたるぢや
7. 相棒
8. 欲しいのは君
◎9. Tender Love
10. こいよ
今回聴いて分かったのがこのアルバムに対する思い入れのなさ。
選曲も、どれにしようかと悩むものではなく、無難にシングル「Tender Love」を。もう一曲選ぶとすれば「恋の彗星」だが、アルバムに対する評価を反映して一曲のみ。
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1. 築地オーライ
◎2. 銀ジャケットの街男
◎3. 沈黙の薔薇 (アルバムバージョン)
4. 死の誘惑のブルース
5. 赤い街の入り口
6. ひとりぼっちのアイツ
7. Yen
8. 或る逃避行
9. 夜の宙返り
◎10. 鍵、イリュージョン
悩んだのは「築地オーライ」の取捨だが、敢えて、代わりに「街男」を選ぶ。
選んだ3曲は、個人的には全シングルでベスト(B面の「あまく危険な香り」のカバーも素晴らしい)「沈黙の薔薇」、「沈黙の薔薇」の体温が35度だとしたら、38度くらいある「銀ジャケットの街男」、歌詞が素晴らしい「鍵、イリュージョン」。
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1. ヒット曲がきこえる
2. 恋の片道切符
3. タッチ・ミー
4. きみのとりこ
5. さよなら,ルビー・チューズデイ
6. ダウンタウン
◎7. 青い鳥
8. Be My Baby
9. 青年は荒野をめざす
10. エミリーはプレイガール
これもライヴはよかったが、やはりアルバムとしては思い入れが無い。
カバーではなく、もとからOLの曲だったのでは?と感じさせる「青い鳥」を選曲。
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◎1. ジェンダー
2. オセロ
3. 2度目のトリック
4. 髑髏
◎5. カフカの城
6. 13号室からの眺め
◎7. 明日の神話
8. ZIGZAG
9. 夜とアドリブ
10. 遊びたがり
11. エクトプラズム、飛行
これも悩ましいが、かなり作詞に力を入れたと感じさせる「ジェンダー」、昔に戻るかどうするかという今後のOLの試金石「カフカの城」、やはり外せない「明日の神話」を選曲。
ほかに悩んだのは4,10。3,6は好きだがベスト盤にはどうか。
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ということで、選曲した23曲を、何となく2枚組A面、B面に分けるとこんな感じ。
個人的には、変態曲を結集したSide Bが好み。
Side A
- 水の音楽
- 沈黙の薔薇
- Your Song
- GLASS
- ショウマン
- カフカの城
Side B
- Hum a Tune
- 地球独楽
- サーディンの缶詰め
- 黒猫
- ハニーフラッシュ
- 銀ジャケットの街男
Side C
- ジェンダー
- アンブレラズ
- 液状チョコレート
- 青い鳥
- 神々のチェス
- Tender Love
Side D
- ブロンコ
- アイリス
- 明日の神話
- 冗談
- 鍵、イリュージョン