Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

オリジナル・ラヴ関連の嬉しいニュース!

謎の覆面ユニットcaocao*1のニュースをoriginalovebeerさんのところで知った。
http://www.avexnet.or.jp/caocao/

これは本当に嬉しい。嬉しい理由3つ。

  1. 久し振りに田島貴男の歌声を聴けた
  2. レコード会社が、ほぼavexで確定的となり、移籍先不明の状況から解放された
  3. 熱望していた女性とのデュエット曲での再スタート

一点目だが、いまだに携帯電話を使いなれないこともあり(笑)、着うたのみ配信の「サキヨミ」テーマソング『スターター』は実質的には、ほぼ聴いていない(番組も見ていない)状態だったので、相当久しぶりなことになる。


二点目については、実は予想通り。
というのは、スカパラやFPMなどの、渋谷系の流れで括れる人たちが在籍しているので、移籍の噂当初からavexかもな、という気持ちがあった。
さらに、個人的によく聴いているYMCKもメジャー移籍はavex
また、最近、移籍したミュージシャンでavexに動いた人が多い(TRICERATOPSLeyonaレミオロメンなど)ということを知り、そもそもレコード会社の名前なんか数えるほどしか知らない自分の中では、かなりavexの重みが増していた。なお、Waste Of Popsさんによる分析は以下の通り。

バンド系をかき集めている感のあるエイベックスですが、前々からエイベックスは
「ああいう音」だけでない、普通のレーベルになりたくて仕方がないようですので、
今回の動きは非常に納得度高いです。
YMOが所属しているcommmonsも、エイベックス傘下ですし、70年代フォークの
URCレーベル音源の権利も、エイベックスが買い取って発売してます。
そういう「普通」の音が欲しくてたまらないわけです。
というか、所謂エイベックス商法がもはや限界に近い状態だということは、
誰に言われるまでもなく、本人たちが一番わかっているんだと思います。
今回レミオロメンのOORONG RECORDSの場合は、矢井田瞳が所属していた青空レコード
エイベックスに完全販売委託したのとほぼ同じ形だと思っていいんじゃないでしょうか。


さて、三点目について。
デュエット、もしくは女性コーラスの必要性については、下に以前の記事を引用するように持論だったのだが、今回、企画ものとはいえ、願いがかなって嬉しい。

少し飛躍するが、ソロ以降の田島貴男に不足していると思う大きな要因は、(他人の声による)コーラスだ。実際に同じ曲で聞き比べているわけではないが、自身によるコーラスの曲は、どうしても「独りよがり」になってしまう。オリジナル・ラヴ田島貴男自身が、元来「独りよがり」な存在(笑)であることを考えると、女性コーラスをもっと入れた方がボーカル周りのバランスがよくなると思う。

たとえば、松任谷由美『VIVA! 6X7』でのデュエット曲「太陽の逃亡者」の(田島自身の)成功は、一人だと突っ走ってしまうボーカルを、相手を考えて上手に抑えたことによる効果が大きい。そして、そのアプローチは絶対に「シンプルなポップス」に近いアプローチになっているはずだ。

で、相手が持田香織というのもよかった。メジャー感のある人だし、音楽への情熱も強そうだ。*2じり貧ともいえる田島貴男が胸を借りるかたちで、再スタートにはもってこいだと思う。是非是非、オリジナル・ラヴのアルバムへの参加もお願いしたいところ。
なお、ELTの曲はシングルくらいしか知らないのだが、最近では、FPMの渋谷系コンピ(?)でラスト(ELT「fragile」)を飾っていたのが印象深い。また、今回の映画『おっぱいバレー』(公式HPを見ると、OPVと略すのでしょうか・・・)主演の綾瀬はるかのデビュー曲に詞を提供しているようで、この人選には、そこら辺も関係があるのかもしれない。

〜〜〜
ところで、綾瀬はるかもかわいいですが、公開中の『少年メリケンサック』の宮崎あおいがツボすぎます。ちょっと見てみたいです。

*1:たじまた「かお」+もちだ「かお」り、とのこと。

*2:彼女は、全盛期と比べると声が出ないことで話題に上ることが多いような気がしますが、そういうエピソードが、逆に音楽への「想い」を感じさせます。