Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

僕と『文化系トークラジオLife』

ヱヴァンゲリヲン新劇場版・破」公開記念 深夜の緊急鼎談
出演 竹熊健太郎(編集家)
    氷川竜介(アニメ評論家)
    宮台真司社会学者)
http://www.tbsradio.jp/life/spinoff/(一番下)

を聴き終えた。「ネタばれ」を避けたい自分としては、DVDなんか待たずに劇場まで見に行きたいが・・・。*1
2年前の『新劇場版:序』のときにも、今回と同様に宮台真司竹熊健太郎による深夜の緊急対談があり、映画本編以上に満足したことを思い出した。


この緊急対談は、もともとLifeのスピンオフという位置づけの特番であり、これがきっかけで、自分は初めてTBSのラジオ番組『文化系トークラジオLife』をpodcastで聴きはじめたのだった。(だいぶ昔から聴いているような気がしていたが、まだ2年経っていないのか。)
http://www.tbsradio.jp/life/index.html

この番組の魅力は何かといえば、最近NHKにも進出を果たしたチャーリーこと鈴木謙介の司会の上手さとサブパーソナリティのバランスがまずある。これは一般的なラジオ番組としての評価だ。
だが、それ以上に自分を惹きつけるのは、やはり「文化系」を自称し、「方法としての体育会系」という(痛々しいタイトルがついた)特集すら組んでしまえるオタク的感性に満ちていることだ。
そして、そういった「文化系的メンタリティ」を、けなすのではなく、かといって傷をなめ合うのでもなく、ポジティブに受け止めて、社会に対してコミットしていこうという番組のスタンスに共感するからだ。
そして、こういった番組を生みだした黒幕こと長谷川(元)プロデューサーが同い年に当たることもあり、通常のテレビ・ラジオ番組以上に共感し、嫉妬し、刺激を受けている。
実は、番組には投稿もしており、これまで何回か取り上げていただいた*2。まさか30代半ばにもなってラジオ番組に投稿することになるとは思ってもみなかったが、この番組は、中学生から40代まで投稿者の年齢層は広いので、あまり気恥かしさはない。ブログと違って、自分の文章を人に読まれるのは、なかなか面白い体験で、文章力も客観的にわかるのも面白い。(中学生の方が上手な文章を書くことがわかる笑)
次回6/28の放送は、ネット関連という間口の広いもののようなので、未聴の人もpodcastでちょっと聴いてみると良いと思う。勿論、自分は今回も投稿します。

なお、最近の放送でお気に入りは以下。

  • 2008年2月10日「愛の告白」:外伝1の「清田クン」の「据え膳食わなかった話」に大爆笑
  • 2008年7月20日「方法としての体育会系」:スペシャルゲスト峰なゆかの暴走が楽しい
  • 2009年2月22日「草食系男子の本懐」:文化系AV監督二村ヒトシさんのパワーに圧倒される回
  • 2009年3月29日「Life存続サミット!」:Lifeというラジオ番組の強さ・可能性を見せ付けられた特集

*1:考えられる方法その1→7/4公開のアンパンマン劇場版「だだんだんとふたごの星」に行くと、我が子よう太を連れ出し、実際には「破」を見に行く。笑

*2:ラジオネームはスタイルカウンシルの名曲タイトルをもじったものです。5割打者くらい?。