アニメ「おそ松さん」絡みで、Yahooニュースに田島貴男の名前が出ていました。
だけでなく、複数の記事で、少しずつ違う内容で紹介されていることがわかりました。
ROOTS66は、1966年生まれのアーティスト27人で構成されているのですが、さまざまな媒体による記事の中で、27名のうち、誰の名前が一番出されているのか、つまり誰が知名度があると思われているのか、が、とても、とても気になりますので、簡単に調べてみました。
まずは本家の「おそ松さん」のホームページでの紹介から。
TVアニメ「おそ松さん」第2期エンディングテーマが決定!(アニメ「おそ松さん」)
「”ROOTS66 Party with 松野家6兄弟” が歌う『レッツゴー!ムッツゴー!〜6色の虹〜』が、TVアニメ「おそ松さん」第2期エンディングテーマに決定致しました!」ということで、記事の中では”ROOTS66 Party with 松野家6兄弟” について、全員の名前が挙げられています。
■「ROOTS66 Party」参加アーティスト(*誕生日順)
友森昭一、宮田和弥<JUN SKY WALKER(S)>、大槻ケンヂ<筋肉少女帯・特撮>、福島 忍<勝手にしやがれ>、中川 敬<SOUL FLOWER UNION>、増子直純<怒髪天>、田島貴男<ORIGINAL LOVE>、田中邦和<sembello>、塩谷 哲、斉藤和義、田中知之<FPM>、渡辺美里、スガ シカオ、ABEDON<UNICORN>、阿部耕作<チリヌルヲワカ>、伊藤ふみお<KEMURI>、沖 祐市<東京スカパラダイスオーケストラ>、斉藤由貴、吉井和哉<THE YELLOW MONKEY>、たちばな哲也<SPARKS GO GO>、八熊慎一<SPARKS GO GO>、奥野真哉<SOUL FLOWER UNION>、田中 和<勝手にしやがれ>、木暮晋也<HICKSVILLE>、谷中 敦<東京スカパラダイスオーケストラ>、トータス松本<ウルフルズ>、tatsu<レピッシュ>■「松野家6兄弟」キャスト
松野おそ松(cv.櫻井孝宏)、松野カラ松(cv.中村悠一)、松野チョロ松(cv.神谷浩史)、松野一松(cv.福山 潤)、松野十四松(cv.小野大輔) 松野トド松(cv.入野自由)
見出しには個人名が挙げられず、その意味では公平な見出しとなっています。
また、作詞、作曲としてクレジットのある6人のコメントもあります。田島貴男のコメントはこちら。
普段はバカなことしか言わない、おそまつさんな66年生まれのミュージシャン仲間が意外にしっかり仕事するので驚きました! 時にいい加減に、時にマジで意見を交わし、ユルくて熱い俺たちの歌ができました! 楽しんでちょ!
「おそ松さん」2期ED曲は6つ子と'66年生まれの豪華アーティストがコラボ(Yahooニュース)
次に、もっともよく目にするはずのYahooニュースの記事(ザ・テレビジョン)での見出しは、上のようになっており、「おそ松さん」の公式HPと同様、公平な扱いに見えます。
ただ、記事の中では、作詞者、作曲者の名前を挙げる前に、ROOT66について以下のように紹介しています。
ROOTS66は、アニメ「おそ松くん」のテレビ放送がスタートした1966年生まれのアーティスト総勢27名によるスペシャルユニット。斉藤和義、スガ シカオ、吉井和哉(THE YELLOW MONKEY)ら豪華な顔ぶれが、本作で初めて書き下ろしオリジナル楽曲を手掛ける。
これを見ると「斉藤和義、スガ シカオ、吉井和哉」の3名が最も人気があるミュージシャンとして扱われているようです。
次は音楽ニュースといえばナタリー
6つ子も参加!「おそ松さん」EDでオーケン、吉井和哉、斉藤由貴ら66年生まれコラボ(ナタリー)
ナタリーでは記事の中では、27名のミュージシャンを平等に扱っていますが、見出しで差別化しています。「オーケン、吉井和哉、斉藤由貴」ということでYahooとは別の3名の名前が挙げられており、吉井和哉のみが重なります。
ちなみにナタリーの過去記事では「丙午生まれ吉井和哉、斉藤由貴、スガシカオらが武道館で豪華セッション」(2016年3月)とされており、オーケンとスガシカオが入れ替わっています。この1年で2人の人気に変化があったのでしょうか。
66年生まれの音楽集団・ROOTS66、初の書き下ろし曲が『おそ松さん』EDに(毎日新聞)
これは公平な見出し、公平な本文の記事となっていました。
他の記事でも出てきますが、誕生日順の名簿がわかりやすく、嬉しいです。
■「ROOTS66 Party」参加アーティスト(*誕生日順)
友森昭一…1966/01/13
宮田和弥(JUN SKY WALKER(S))…1966/02/01
大槻ケンヂ<筋肉少女帯・特撮>…1966/02/06
福島忍(勝手にしやがれ)…1966/03/21
中川敬(SOUL FLOWER UNION)…1966/03/29
増子直純(怒髪天)…1966/04/23
田島貴男(ORIGINAL LOVE)…1966/04/24
田中邦和(sembello)…1966/05/13
塩谷哲…1966/06/08
斉藤和義…1966/06/22
田中知之(FPM)…1966/07/06
渡辺美里…1966/07/12
スガシカオ…1966/07/28
ABEDON(UNICORN)…1966/07/30
阿部耕作(チリヌルヲワカ)…1966/07/30
伊藤ふみお(KEMURI)…1966/08/22
沖祐市(東京スカパラダイスオーケストラ)…1966/09/05
斉藤由貴…1966/09/10
吉井和哉(THE YELLOW MONKEY)…1966/10/08
たちばな哲也(SPARKS GO GO)…1966/11/18
八熊慎一(SPARKS GO GO)…1966/11/28
奥野真哉(SOUL FLOWER UNION)…1966/12/02
田中和(勝手にしやがれ)…1966/12/12
木暮晋也(HICKSVILLE)…1966/12/17
谷中敦(東京スカパラダイスオーケストラ)…1966/12/25
トータス松本(ウルフルズ)…1966/12/28
tatsu(レピッシュ)…1967/02/07
さて、ROOT66とゆかりの深いFM COCOLOの記事は以下の通りです。
【TVアニメ「おそ松さん」第二期エンディングテーマ決定!】 1966 年生まれの総勢 27 名のアーティスト「ROOTS66」との夢のコラボが実現!(FM COCOLO)
見出しは公平で、記事の内容も、これまでに出て来たものの並べ替えでしかありませんが、作詞作曲を手掛ける6人のコメントのうち、トータス松本と大槻ケンヂを前出ししています。
こう見ていくと、予想外にオーケンの人気が高いです。
'66年生まれのミュージシャンたちによる奇跡のライブ【ROOTS66】のメンバーが再集結。TVアニメ『おそ松さん』第2期エンディングテーマに起用(Billboard Japan)
Billboard Japanも内容はFM COCOLOと同じで、コメントはトータス松本と大槻ケンヂを前出ししています。
ただ、気になるのは、この記事が、大槻ケンヂにタグ付けされていること。
27人分タグ付けして欲しいです。
やはり、オーケンは人気が高いといえそうです。
『おそ松さん』ED曲に‘66年生まれのオーケン、スカパラ谷中、トータス松本ら27名参加(rockinon.com)
ロッキンオンは、見出しで差をつけます。挙げた3名は「オーケン、スカパラ谷中、トータス松本」で、ここでスカパラ谷中が入るのですね。記事の内容は公平です。
トータス松本、田島貴男ら<ROOTS66>メンバー、『おそ松さん』6兄弟と夢の共演(BARKS)
BARKSが初めて田島貴男を贔屓に。
記事の中は公平です。
TVアニメ『おそ松さん』第2期EDテーマは大槻ケンヂ氏ら総勢27名のアーティストと夢のコラボ!(ガルスタオンライン )
電撃ということで、アニメ・ゲーム系のニュース記事ということになります。
ここも記事の中でコメントをピックアップしているのはトータス&オーケンというパターン。
これまで、見出しでのアーティスト名表記は3名挙げるのが主流でしたが、オーケン1名というのはすごい。
「おそ松さん」2期EDは大槻ケンヂ、トータス松本ら66年生まれの「ROOTS66」が担当!
映画.comのアニメニュースで取り上げられている記事はこの通り。
見出しでも差別化があり、やはりオーケンが強いのは相変わらずなのですが、本文中で27名全員の名前を出さない珍しいパターンです。
原作「おそ松くん」のテレビアニメの放送が始まった、66年生まれのアーティストから成る「ROOTS66」は、大槻、増子、谷中、田島、奥野、トータスのほか、斉藤和義、田中知之(FPM)、渡辺美里、スガシカオ、斉藤由貴、吉井和哉(THE YELLOW MONKEY)ら豪華な顔ぶれが結集。06年に40歳の厄年を迎える男性ミュージシャンによるライブイベント「ROOTS66 DON’T TRUST OVER 40」を機に誕生し、16年にはメンバーを2倍に増やし大阪城ホールや日本武道館でライブを行った。
木暮君は紹介されていません。
まとめ
まとめますが、大槻ケンヂが圧勝ではないでしょうか。あまり予想していなかっただけに驚きです。
同じ情報源でも記事にまとめるときに、見出し付けなどで担当者の趣味が出ているのかもしれません。
楽曲自体はとても楽しみです。あれだけ流行した作品なので、アニメも見てみたいです。
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