Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

書名さえも伏せておきます 〜鈴木知之『xxxだもん』

以前、図書館で借りなかった『楽しい昆虫料理』だが、関連エントリを書いたあとで内容に興味が湧いたにもかかわらず、いつも「貸し出し中」という状況に激しく後悔することになった。 これに懲りたため、今回、たまたま「返却本」コーナー*1で出会った『xxx…

スガシカオの方程式(9)〜届くメッセージソングと届かないメッセージソング

コノユビトマレアーティスト: スガシカオ出版社/メーカー: BMG JAPAN Inc.(BMG)(M)発売日: 2008/09/03メディア: CD購入: 1人 クリック: 20回この商品を含むブログ (23件) を見るProgressアーティスト: kokua,スガシカオ,武部聡志,小倉博和出版社/メーカー: B…

もしも自分が裁判官だったら〜長嶺超輝『裁判官の爆笑お言葉集』

裁判官の爆笑お言葉集 (幻冬舎新書)作者: 長嶺超輝出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2007/03/01メディア: 新書購入: 12人 クリック: 123回この商品を含むブログ (173件) を見るこれほどまでに、タイトルと内容が異なる本も珍しい。 爆笑という要素は1%あった…

最期まで自分を心配してくれる人間は誰?〜山本文緒『きっと君は泣く』

きっと君は泣く (角川文庫)作者: 山本文緒出版社/メーカー: 角川書店発売日: 1997/07/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 103回この商品を含むブログ (48件) を見る大学時代は、よく「本の雑誌」を読みながら、チェック作品を書き出してリスト化したりして…

最近、読んだ本は、とりあえずcrossreviewに入れるようにしているが、その中で印象に残った本二冊。

吉田修一『日曜日たち』〜始まりとしての日曜日

日曜日たち作者: 吉田修一出版社/メーカー: 講談社発売日: 2003/08/26メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 17回この商品を含むブログ (57件) を見る吉田修一『日曜日たち』は、「日曜日のエレベーター」「日曜日の被害者」「日曜日の新郎たち」「日曜日の運…

スガシカオの方程式(8)〜単調な生活と自由

1年半ぶりに更新の「スガシカオの方程式」。何回か、新譜『FUNKAHOLiC』の絶賛レビューというかたちで続く予定。 このシリーズのスタンスは「何故、スガシカオが売れるか」ではなく「何故、自分はスガシカオの曲(歌詞)が好きか」を掘り下げるもので、普遍…

グリコのポスターの26歳のイクラちゃんを見て、はじめて小栗旬がかっこいいことを理解しました。(テレビCMは見てません)

怖くなかった『崖の上のポニョ』

崖の上のポニョ、見てきました。 すごく面白かったです。超楽天的な終末映画といったところでしょうか。 公開当初の「怖い映画」っぽい風評に加えて、うちの奥さんの「ママトモ」(文学・芸術に造詣の深い、しっかりとした40代女性)が、クトゥルー神話の影…

私の頭の中のマレーシア

前のエントリのコメントで、id:azecchiさんには誤解していると指摘された自分のマレーシア像を復習してみることにする。 イメージ1 首都クアラルンプールを中心に、都市部は綺麗に着飾った外向きの表情をしていても、少し田舎に行くと、こんな感じの人に襲わ…

怖くて借りることができなかった図書館本3冊

1〜2週間おきに、ようたと図書館に行っているのだが、最近は、自分の本よりも、ようたの本を選ぶのに時間をかけている。 勿論、ベストセラーなど、ある程度の知識はあるにしても、Amazonなどでの細かい評価がない分、「本の目利き」度を試されている気分にな…

子どもに質問されたくないニュース

大麻事件のその後の報道を見ると、露鵬が「相撲界は汚い」と言っていた理由は「内緒にする」と言っていた告白内容がいつの間にかオープンになっていたためだとわかった。これはトホホな感じだが、角界にとっても、露鵬自身にとっても、争いの場を法廷に持ち…

それでもボクはやってない〜真相はボルシチに

(どうしても我慢できず書いてしまいました。) 今回の一連の事件、「露鵬」と聞いてはじめは「あの悪人顔の力士ならさもありなん・・・」と思っていたが、すぐに、「悪人顔」は露鵬ではなく黒海であることが判明。簡易検査の結果後にテレビ画面に映る露鵬、…

わくわくさんが仙台に来る!

上では「怖い」なんて書いたけど、わくわくさんこと久保田雅人さんのHPを見ると、非常に真面目な方のよう。番組も1989年から続く*1長寿番組で、学校利用率80%、さらに一般視聴率10%以上というから、実はものすごい番組であることを知る。自分のときでいうと…

リベットくん三昧その2

(前エントリからのつづき) 次の「作品」をつくる時間がとれなくて、少し放っておいたのだが、ようたは「ペンギンの紙ので遊ぼうよ」などとしばらくの間言ってくれていたので、結構気に入ったようだ。 ところが、ライバル出現。あそんでゆこう (おさんぽえ…

リベットくん三昧

最近読んだ本で最大のヒット『いわいさんちのリベットくん』について紹介します!いわいさんちのリベットくんキット付 ([バラエティ])作者: 岩井俊雄出版社/メーカー: 紀伊國屋書店発売日: 2007/07/01メディア: 単行本 クリック: 11回この商品を含むブログ (…