Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

2013-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ハーモニーから乗り鉄まで〜藤川大祐『教科書を飛び出した数学』

教科書を飛び出した数学作者: 藤川大祐出版社/メーカー: 丸善出版発売日: 2013/07/22メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (2件) を見るときどき興味を持って手に取る数学本。思えば中学校のときは数学が得意科目で、それが自分を理系の道…

日経新聞10/27(日)

温暖化 止まらぬ地球(17面・サイエンス) IPCC第一作業部会が9月下旬にまとめた第5次報告書についての概説と、スーパー台風の増加についての記事。 現在課題となっているのは、90年代終わり頃から温暖化が止まったように見える「ハイエイタス(中断)現象」…

オグナとカジカ、牧村とナナ〜手塚治虫『火の鳥(3)ヤマト編・宇宙編』

火の鳥 3・ヤマト編、宇宙編作者: 手塚治虫出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2009/06/19メディア: コミック クリック: 8回この商品を含むブログ (6件) を見る『火の鳥』を何作か続けて読むと、それぞれかなりテンション、作風が異なることに気がつく。…

わかりやすさと池上無双〜池上彰『〈わかりやすさ〉の勉強法』

の勉強法 (講談社現代新書)" title="の勉強法 (講談社現代新書)">の勉強法 (講談社現代新書)作者: 池上彰出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/06/17メディア: 新書購入: 6人 クリック: 35回この商品を含むブログ (24件) を見る池上無双という言葉がある。 …

日経新聞10/20(日)

よみがえる「列島改造」の幻(2面・風見鶏) 消費増税によって、「無駄な公共事業」が増えることに警鐘を鳴らす内容。 いわゆる我田引鉄の典型的な事例として大船渡線の別称として「鍋弦線」という言葉を持ち出している。駅配置の関係で直角4回という鍋の持…

マサトとタマミ〜手塚治虫『火の鳥(2)未来編』

火の鳥 2・未来編作者: 手塚治虫出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2009/05/20メディア: コミック購入: 1人 クリック: 12回この商品を含むブログ (16件) を見る未来編には、自分が『火の鳥』と聞いてイメージするものが多く登場する。 ロビタ、ムーピー…

日経新聞10/13(日)

「生ごみ=資源」全米で芽吹く(30面) 例えばオレゴン州ポートランド市では、生ごみの分別回収が始まってから開始1年で埋め立てに回る家庭ごみが4割減というから、かなり効果があったようだ。(集めた生ごみは肥料として販売) 日本との比較では、ごみのリ…

手塚治虫とは違う燃料で走るF先生〜藤子・F・不二雄大全集『少年SF短編(1)』

藤子・F・不二雄大全集 少年SF短編 1作者: 藤子・F・不二雄出版社/メーカー: 小学館発売日: 2010/09/24メディア: コミック購入: 1人 クリック: 7回この商品を含むブログ (28件) を見る大全集の中の一冊で、1975年から1979年までに週刊少年サンデーに掲載され…

猿田彦とナギ〜手塚治虫『火の鳥(1)黎明編』

火の鳥 1・黎明編作者: 手塚治虫出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2009/05/20メディア: コミック クリック: 22回この商品を含むブログ (20件) を見る『火の鳥』を最後に一通り読んだのは、おそらく中学生の頃だから、20年以上ぶりだ。 当時は、図書館で…

日経新聞10/6(日)

ビッグデータで街づくり(1面) ここで紹介されているのは日本IBM、富士通、NTTデータの技術。 このうち、日本IBMの気象災害予測システムの話がよく分からない。例えば、富士通のシステムは、走行中の車両から速度や位置情報データを収集して、事故が起きや…

予想外に「辛い」感想!〜アレックス・シアラー『チョコレート・アンダーグラウンド』

チョコレート・アンダーグラウンド作者: アレックスシアラー,Alex Shearer,金原瑞人出版社/メーカー: 求龍堂発売日: 2004/05/01メディア: 単行本購入: 7人 クリック: 284回この商品を含むブログ (136件) を見る『日本人はなぜ「さようなら」と別れるのか』と…

マシロック・フェスティバル〜渋谷系の音楽をつないでいたもの

9.29に開催された、真城めぐみさんのデビューほぼ20周年を祝う「MASHIROCK FESTIVAL 2013」at 渋谷AX は、レジェンド渋谷系*1とポスト渋谷系*2の邂逅が見られた奇跡的なイベントでした! と簡単に書いてしまってもいいのですが、それはマシロックの良かった…