Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

IKEMENとブーイング問題

アジア杯のブーイング問題については、ここまで日本が嫌われているのか、という驚きが大きいです。確かに、「一部の」人達が起こした騒ぎなのでしょうが、そのために1万人の警備が出るのは異常だと思います。また、「一部の」人達の騒動を容認する雰囲気がスタジアムにある、というのもよくわかりません。重慶は歴史的な経緯があり、地理的に仕方のない場所だったのかもしれませんが、北京ですらあの騒動になるとは思いませんでした。日本のスタジアムでは、「一部の人達」が、そのような他国批判で大騒ぎすることは、雰囲気的に無理でしょう。
そういう意味では、どこぞの人が言うように、「民度が低い」かどうかは別として、北京のスタジアムの雰囲気は、東京のスタジアムの雰囲気とだいぶ異なるのだなあ、という感想を持ちます。こういった問題に対し、「日本が間違っている」「中国が間違っている」のゼロサムというか極端な二元論で語るのは馬鹿げているのですが、だからと言って、「一部の人達が」やったことだからまあまあ大目に見てあげようよ、という気分にはなれません。やはり、反日教育の話も含めて、中国政府の問題というのが、非常に大きいように感じられます。まあ、実際に、どんな「反日教育」が行われているかは、テレビでしか見ていないので、不明なので、今後、基本的な知識として、日本とアジアの歴史と合わせて、もう少し勉強できればなあと思っています。
舌足らずだったので、付け加えますが、僕は、中国人とか中国という国が嫌いなわけでは全然なく、中国政府のやり方には、問題が多いのではないか、と思っているだけなので、誤解のないようにお願いします。
 
ところで、chikiさんによる日中翻訳掲示板「上海クイーン」の紹介が非常に面白いです。
日本人の書き込み者が、日本においては「IKEMEN」{MOE」というのは最大級の侮辱の言葉で、過去に「IKEMEN」発言で辞職した政治家もいる、と教えて、中国人に「IKEMEN」とか「天皇MOE]とか言わせようと煽るのですが、本当にやりとりがくだらない。
でも、こういうところから草の根で、日中が仲良くなれるような動きが生まれるといいなあ、と願っています。