Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

みなもと太郎『風雲児たち幕末編 7巻』★★☆

風雲児たち (幕末編7) (SPコミックス)
いつも読んでいるブログで、しつこく薦められていたので手に取った本。
帯の言葉にしたがえば「歴史大河ギャグ」ということだが、正直言って、自分には内容が難しかった。幕末が好きで、ある程度予備知識がある人でなければ楽しめないと思う。
ただ、そもそも7巻から*1手にとった自分にも問題があり、1巻から、いや、「幕末編」のとれた『風雲児たち』全20巻読破から始めなければならないのかもしれない。

元々幕末の群像を描くことを目的とした企画だったが、幕末の状況はそもそも幕府成立の頃に根があるということで、関ヶ原の戦いより連載を開始。これが当初に企画された出版社側の計画を大幅に狂わせ、江戸時代300年を通して時代の発展に関わった人間たちの運命を描く大河ドラマ漫画となる。

ということで、手塚治虫文化賞もとったこの漫画、全20巻+6巻を揃えるのはきついので、図書館にも置いてあるのかな?

*1:1〜6巻は店頭に無かったため。