少しダウナーな気分に陥っていた頃に、「今一番利く薬はこれだ」と買ったアルバム。
中古でよく見かけるミュージシャンの一人だが、やはりブックオフで250円というのは嬉しくもあり悲しくもあり。
当然、2枚、3枚と買ってもよかったが、今度気分が落ち込んだときのために今回は一枚で。
シンガーソングライターだが歌詞はワンパターンで、ほとんどが「失恋したけど きっといいことあるはず」みたいな内容*1。それでもやっぱり「癒される」*2この説得力は、それこそ彼女の唯一無二とさえ言える「クリスタルボイス」によるものだろう。
音楽もいろいろなものを聴いたから、10年ぶりに聴く谷村有美は幼稚に聴こえるのかな、という不安もあったが、高校〜大学時代に聴いたときと同じ感動を覚えた。(それほど成長していないということかもしれない)
7曲目「友達」は、「雨にぬれても」を思い出させるバカラックアレンジで、これも面白い。(編曲は西脇辰弥)
次回落ち込んだときは『With』もしくは『愛は元気です』を買う予定。