Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

くまと月

ようたが、みんなのうたの「ぼくはくま」に嵌っている。
ふと気がつくと、「くま、くま、ぼく、くま」と歌いだし、「くま、見る」とリモコンを持ってきてビデオの再生を要求し、ビデオが終わると、「もう一回、見る」と延々繰り返す。
そんなこんなで、奥さんは、もうこの歌が嫌いになっている。
自分としては、結構好きな歌。繰り返しのメロディーとサビの変拍子が特徴で、覚えやすい。そして何よりアニメがよい。フルコーラス流れる中で、くまの腹巻*1がずり落ちる場面が2度あるのだが、ようたはそれがお気に入りで、嬉しそうにしている。
ただ、歌詞がどうか。別に反感を持つような部分はないが、天下の宇多田ヒカルがつくった歌であることを考えると、子どもへの媚びとか、少女趣味とか、受け狙いとか、マイナス部分もそこかしこに感じる。「ライバルは海老フライだよ。ゼンセはきっとチョコレート」とか、どういう歌詞なんだ。
まあ、それも結局アニメに救われている感じ。あのアニメで全てが許される。

ぼくはくま(DVD付)

ぼくはくま(DVD付)

みんなのうたは、通常2曲セットで流れるのだが、もう一方が、元フェアチャイルドのYOUが倉本美津留*2と歌う「月」。
こちらもいい曲。
アニメもいいし、歌詞もいい、という意味では、「ぼくはくま」よりこちらに軍配が上がる。
「あたらしいあさあさらしいあさあたらしいあさあさらしいあさあさ」
という歌詞と同様、繰り返す映像がドラッグ的。

*1:パンツに見えるけど、繰り返し見ていると、腹巻のようだ

*2:この人が、歌を歌ったりする人というのは知らなかったが