Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

つい間違えてしまう名前

6/5のエントリのコメント欄で、originalovebeerさんに面白そうな本(永井均『これがニーチェだ!』)を教えていただいた。
作者の名前を見て、「この人は医者では?・・・そうでなく、インタビューの本を書いている人では・・・?」とよくわからなくなってきた。
結局、永井明、永江朗永井均の3人がごっちゃになっていたということなのだが、少し整理を。

  • 永井均:今回、教えていただいた『これがニーチェだ!』の作者。当然、哲学者。

永井 均(ながい ひとし、1951年11月10日 - )は日本の哲学者である。自我論、特に〈私〉と呼ばれる彼自身の作った概念を中心に研究し、またウィトゲンシュタインニーチェなどの研究を行っている。

多くの哲学書を著し、『〈子ども〉のための哲学』『子どものための哲学対話』などという子供向けの哲学書も書いている。

  • 永井明:医療関係の著作多し。『医龍』の原案。

永井 明(ながい あきら、1947年12月10日 - 2004年7月7日)は医師、医療ジャーナリスト。広島県三原市生まれ。

父は元軍医で終戦後から85歳で亡くなるまで町医者として地元で奮闘した。広島県立三原東高から東京医科大学に進み卒業後、神奈川県立病院で勤務医となる。退職時は内科医長。途中でモントリオール大学国際ストレス研究所に留学している。1982年に専業の医者をやめ、以後は企画・編集会社、有限会社翔洋社を設立、平凡社刊QA誌に連載を持つなど医療ジャーナリストとして活躍したが、その後もときおり船医などとして現場にも立った。

永江 朗(ながえ あきら、1958年5月9日-)は、北海道旭川市出身のライター。北海道旭川東高等学校、法政大学文学部哲学科卒業。学生時代は左翼運動に身を投じた。 卒業後西武百貨店で洋書店に勤務した後、雑誌『宝島』、『別冊宝島』などの編集者を経てライターとしてデビューした。

永井明さんのみH16年に亡くなっている。肝臓ガン。
まずは、一つも読んだことのない永井均さんの著作を読んでみよう。