Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

非モテの話題

はてなブログ界隈で一時期猛威を振るった「モテ/非モテ」問題については、当時全く食指が動かなかった。面白そうではあったが深入りしそうな感じがしたからだ。
実際、はてなダイアリーキーワードを見ると、その概念は細分化されており、かなり深いようで、今更、容易に手を出せない感じ。
そんな自分が、いわゆる増田(はてな匿名ダイアリー)で、非モテの話が流行っていることを知った。

最近付き合い始めた彼氏が、自分を「非モテ」というのをやめてくれなくて、困っています。
(略)
彼があんまり「非モテ非モテ」と言うので、その関係らしいブログの文章などをちらっと見たのですが、ちっとも面白くないし、マイナス思考すぎて正直ちょっと気持ち悪いです。ただ、彼らには彼らの考えがあるのだろうし、関わらなければ済む話なので、否定しようというつもりはありません。また、彼が「非モテ」を通じて出会った人間関係も否定したくないです。見えないところでジェンダーがどうとか語っている分には構いません。

ただ、一緒にいるときに「非モテ」を自称されると「わたしの存在はなんなの?」という気分になり、悲しくなります。というか、細かい行動でも「いや、それは非モテ的にできない」とか一々鬱陶しいのです。

最後の発言なんか大笑いだが、(これが事実だとして)「彼女」に完全に同意。
というか、内面の部分で分り合える部分はあるかもしれないが、一番近くにいる人を不快にさせてしまうことが自覚できないというその一点だけで、「彼氏」の擁護は全く出来ない。
あとは、「非モテ」という「キャラ」の中に、わざわざ自分の行動を当てはめて選択の幅を減らしてしまっているあたりにも猛烈に反発を感じるが、20前後の男子は、たいていこんな風に理屈っぽいのかも・・・と思ったり。