Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

けんじわーるど

宮沢賢治のプチマイブームが吹き荒れる4月の頭に、恐れ多くも宮沢賢治の名前をつけた「けんじワールド」を併設するホテル森の風(岩手県・鴬宿温泉)に行った。
けんじワールドは、波の出るプールを中心とした全天候型施設。名前がついているわりには、宮沢賢治のテイストにほとんど気を配っておらず、らしさは全くと言っていいほど感じられなかった。メインのビーチでは、ようたは波打ち際のみで遊び、それはそれで楽しそうだったが、子ども用プールの小さな滑り台も嫌がり、周囲をぐるりと囲んだ流れるプールでは、ときどき上から降ってくるシャワーが怖いと歩いて2週も回るはめに。ウォータースライダーは年齢制限があり、利用できず。夏ちゃんも、少しだけ水につかった。
平日だったため、客は少なく、やや賑やかさには欠けたが、混雑していたら何もできなかっただろう。そういう意味では、ちょうどよかったのかも。
ホテル森の風は、露天風呂から岩手山も見えて満足したが、夕食のバイキングはイマイチ。夕食後は、無料券がもらえたこともあり、お祭り広場的に行き、ようたがやりたいといったスーパーボール釣りをやってみる。ようたは3回チャレンジで何とか1個取ることができた。その後、自分も生涯初のスーパーボール釣りに挑戦。長く居座っていた小学生の女の子は、いわゆる「ポイ」の一端が破れても、逆の端を使う巧みさで、山盛りのスーパーボールを手にしているのを見て、見よう見まねでやるものの、「ポイ」は、思いのほかすぐに破れて、5個ほどすくって終了。あの子はかなりの名人だったはず。
帰りに、これも宮沢賢治ゆかりの地「小岩井農場」に行った。「小岩井農場まきば園」はシーズンオフということで無料。羊を見てアイスを食べて帰った。観光地としては少し敷地が広すぎて、ちょっと退屈するかもしれない。農場としては、まきば園までの往復の道から覗いた風景の方がそれらしかった。