日曜日に、家族4人で東武スーパープール（東武動物公園内）に行った。
6歳になる息子、よう太は、6月に体験スイミングに行って以来、水に慣れたようで、お風呂（この夏は、ほぼ水風呂）の中でも馬鹿みたいに潜ってばかりいる。「ちょっと潜るから何秒か数えて。」という風に。
2歳の娘、夏ちゃんは潜るのは苦手だが、兄の真似が大好きなので、プールに行きたくて仕方が無い。
ところが8月半ばに、よう太が扁桃腺摘出手術（無事成功！）を受けたので、プールはしばらくお預け。
そこで、9月に入り、ほとんどのプールが営業を終了し、東武スーパープールも最終営業日となる9月最初の日曜日に行くことになったのだ。9月にプールというのは初めてかもしれない。
今回を合わせて、この夏は、これで埼玉県内の3か所のプールに行ったことになる。
そこで、来年の利用者の参考に、3つのプールの特徴を書くことにする。
原山市民プール（さいたま市営）
特徴は、団地に囲まれたプールであるということ。したがって団地マニアには段違いにオススメだ。*1
確かに広くは無い。そういう意味では大人420円という料金相応だが、流れるプールもあり、大きなスライダーもある。基本的なプール欲を満たすことはできる。
ただし、幼児用プールは充実していない。幼稚園児が楽しめるプールは流れるプールだけになってしまうかもしれない。
しらこばと水上公園（埼玉県営）
埼玉県には、4つの水上公園があり、そのうちの一つ。昨年は、上尾にあるさいたま水上公園に行った。
2つに共通することは、広いこと。
幼児用プールも充実しているし、流れるプールは巨大。どちらも波のプールもあるのに、料金は700円なので人が多いのが難点。上尾のときは、かなり待った末に公営駐車場に無料で駐車することができたが、しらこばとでは、プールに向かう途中で私営駐車場の客引きが手招きしており、そのひとつに駐車したのであまり待たず。注意すべきは、近い駐車場は1000円、遠い駐車場は500円ということ。
人が多いこと以外の難点として、今年、非常に気になったのは、怖い人が多いこと。具体的には、タトゥーという言い方でソフトなもの、もしくはシール？が流行っているのかもしれないが、入墨の方々が目立つ。流れるプールで楽しそうにしている若い衆4人とか見ると、「何も起こらないでくれ」「パパ、あの絵は何？とか聞かないでくれ」と緊張しっぱなしで困った。
東武スーパープール
そこ行くと、東武スーパープールの「入墨」対策はかなり徹底している。
園外から「東武スーパープール この先右 なお、入墨（シール含む）のお客様には入園をお断りしています」などの注意書きが繰り返し出てきて、駐車場入口では、これでもかというように無数の注意書きが貼りだされている。当然、プール入口にも写真のような看板があり、さすがに「知らなかった」と言い訳できない仕組みになっている。
したがって、東武スーパープールは、怖い人が少ない。そこがメリット。
逆に、料金の割には狭い。上に挙げたさいたま水上公園やしらこばと水上公園より確実に狭い。
売りの「日本最大級の屋外キッズプール、じゃぶじゃぶアドベンチャー」は、それなりに充実しているが、広さだけで言えば確実に負ける。
そんな東武スーパープールの売りは、波のプールで、音楽に合わせて『ウォーターキャノン砲』が打ち上がる『ウォーターイリュージョン』。主にアニメ主題歌or懐メロを繋いだBGMに合わせてキャノン砲が打ち上がる仕組みだが、曲を上手く選べばクラブ的な盛り上がりが生まれると思う。なお、ワンピース〜バイキンマンのテーマの自然な流れに感動した。
なお、料金は、東武動物公園の入場券も含めて大人2000円と高め。だが、今回、チケット屋で株主優待入場券を購入しておいたおかげで1000円安く入れた。
気づいたこと
3つを比較して改めて思うが、プールといえば「流れるプール」なのだなあ、と改めて実感。まさに芋洗い的な密度の中をかき分けるようにして進むサマは、凄く日本的だと思う。サイパンに行ったときにも確かにあったけど、日本のプールで感じる「大行列」感は無かった。
あと、子どもの頃は常識だった、「洗眼用の水道」と「腰洗い槽」は、どちらも東武スーパープールには存在しなかった。（「腰洗い槽」は3つとも無かった）
調べてみると、「洗眼は角膜を傷つける」「最近のプールの浄化能力の向上を前提とすると腰洗い槽がなくても浄化の観点からは問題がない」ということのようだ。（以下のリンク先は、ググってトップ近くに来る比較的分かりやすいページ）
