Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

ワンピースでいうとテリーマンは?

ようやく34巻まで読み進めたが、ワンピースを読んでいると、ついつい自分が熱中した黄金期の少年ジャンプと比較したくなってしまう。つまり、ここまで伏線や設定が整った話が、あの頃のジャンプにあったのかと思ってしまう。特にキン肉マン
それはやはり、自分にとって黄金期のジャンプ=キン肉マンだからなのだが、7人の悪魔超人が、初登場シーンと、その翌週でメンバーが入れ替わっていたり等と、物語上の不備がやや目立った作品だったからだ。今思えばギリギリの中で無理矢理物語をつなげていたのではないかとも思うが、連載中のキン肉マン2世を読むと、あの「無理矢理」感は、ゆでたまごの作家性なのだろう。
やや話が脱線したが、複数グループが別の場所で戦う状況が頻発するような漫画は、あの頃は存在しなかったように思う。男塾のように登場人物の数が膨大になっても、基本的には同じ舞台で戦い、戦っていない人は解説に回る話がほとんどだった。(稀に場所が分かれても2つ。)
この漫画を楽々と読んでしまう小学生は、かなり頭がいいのではないかと尊敬する。


さて、それほど似ていないワンピースとキン肉マン
ワンピースは、キャラクター毎の役割分担とそのバランスが絶妙であるところも魅力のひとつであり、その点でもキン肉マンと全く比較できないのだが、キン肉マン命の自分は、どうしても登場人物をキン肉マンのキャラに喩えてみたら・・・と考えてしまうのだった。

  1. ルフィ  :キン肉マン
  2. ニコ・ロビンロビンマスク
  3. チョッパー:ミート
  4. ウソップ :ジェロニモ
  5. ゾロ   :テリーマンバッファローマン
  6. サンジ  :ブロッケンJrラーメンマン
  7. ナミ   :なし

1は、説明不要。キン肉マンは天然キャラではなく雑念が多いが、主人公なので。
2は、同じロビンなので(笑)。二人ともメインキャラの中でも年上で知性が売り。
3は、マスコットキャラクターとしての立ち位置。同じ二頭身で知的。
4は、メインキャラの中で一番「非」超人的なので。
5は、非常に悩んだ。漫画の中での位置づけはテリーマンに近いが、単純に強いという意味ではバッファローマン
6も同じく悩んだ。「ラーメン」ということで「料理人」との相性を考えてラーメンマン(笑)。女性人気という点でブロッケンJr。何より、バッファローマンとの2000万パワーズとしてモンゴルマンラーメンマン
7を考えていて、面白いと思ったのは、黄金期のジャンプには女性の仲間は不要だったこと。キャプテン翼は勿論、北斗の拳ジョジョも旅の仲間としての女性の仲間キャラは不在。(北斗の拳ではリン、マミヤが一応いるが)あの頃は、戦隊ヒーロー物の女性もピンクだけだった。少年ジャンプの読者のほとんどが男性だった時代なのかもしれない。
そういえば、ウォーズマンに当たるキャラクターが見当たらない。オズの魔法使いみたいに、ロボットタイプの仲間が増えたりするかな?
いずれにしても、この試みには無理があるな(笑)