Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

「生き物」って何?〜きたやまようこ『イヌとイスの見分け方』

イスとイヌの見分け方―犬がおしえてくれた本

イスとイヌの見分け方―犬がおしえてくれた本

表紙を見ても分かる通り、ちょっと変わった本なので、よう太にはぴったりと思い、久しぶりに読み聞かせた。
その後、一人で読み返したりしているので、少し気に入ってくれたみたいだ。


初級編・中級編・上級編のレベルに合わせて、大袈裟にいえば、見かけは似ていない2つの物の共通点、相違点を挙げていくことで、それらの特徴について理解を深める、という科学的思考の基礎を学ぶことができ、そして、生きているとはどういうことか?という、哲学的思考の基礎に触れることができる。
読み終えたあとで、「生き物」の中には、大きく「動物」と「植物」があること、「生き物」は、無生物と異なり、ご飯を食べること等も含めて、少し追加で教えて、本人も納得したようだった。


ただ、翌日改めて「イヌとイスとで大きく違う部分は何?」聞いてみたら、ちょうど「色」の部分を読んだあとだったらしく「透明なイスはあるけど、透明のイヌはいない」と答えていた。(笑)


なお、第一弾の『りっぱな犬になる方法』は、これから読むところです。