Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

『名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌』と東京迷宮パズル

青山剛昌の人気ミステリ漫画を原作にしたTVアニメ・シリーズの劇場用映画第10作。謎の人物がコナンたちに捜査の依頼と称する挑戦状を叩きつけてきた。謎が解けなければ彼らのみならず、遊園地で遊んでいる仲間たちの命まで爆弾で失われてしまう。

実は、コナン君の映画は、いつもあまり期待しておらず、部屋を片づけたりしながらテレビの前にとどまることなく、借りてきたDVDを何となく観ていました。
しかし、それが良かったのか、一番ラストの「仕掛け」がかなり新鮮なものに感じられて、この一点に関しては最近見たコナン映画の中では久しぶりに高評価となりました。(よう太は、その部分については、説明するまで理解できていなかったようですが・・・)
ただし、全体的には、中だるみが激しく、折角の設定を十分に生かし切れていない残念な感じがしました。これまで見た中では、エンタメ度で言うと、昨年の『天空の難破船』、物語で言うと『ベーカー街の亡霊』がやはり良かったと思います。


さて、映画序盤の流れ、依頼者による「謎」を解いて、次の「謎」へと進む、お使いRPGのような流れを東京の街を舞台に、リアルなイベントにしてしまったのが東京迷宮パズル。

あなたの元に 突然絵ハガキが届く. 謎の文様. パズルのようだ. 誰が 何のために送ってきたのかわからない. しかし 謎を解き明かせば あなたの行くべき場所がわかるようだ. 行く先々でまた新たなパズルにあなたは出会うだろう. 東京の街に仕掛けられた さまざまなパズルを解き明かして あなたは隠された場所にたどり着くことが出来るだろうか?


ちょうど「探偵たちの鎮魂歌」を見たあとでもあり、東京迷宮パズルの話をすると、コナン大好きなよう太は、かなりの食いつきを見せ、絵ハガキが届くのを今か今かと待っていたのでした。先週木曜日に絵ハガキが届き、この謎については何とか解決。土曜日に、いろいろとヒントを出してあげてよう太に謎を解かせたあと、日曜日に都内数か所を回ってきました。(ネタばれ回避のため、詳細には書きませんが、同じような「謎解き仲間」もチラホラ見かけました。)
結局、最後まで辿りつけませんでしたが、イベント期間がまだあるので、改めて回ることにします。
こういった企画は、当然有料であることもあり、クオリティが高くなければ、参加者は集まらないと思うのですが、企画運営のSCRAPのイベントの規模が拡大していくのを見ると、コナン好きからマニアまで、内容に満足している人が多いのでしょう。自分も初めて参加した神宮球場のイベント*1は、解けなかったものの、非常に面白かったと思いました。
東京ドームで行われる次回イベントは、ファンクラブ!に入った友人に頼んでチケットを取ってもらいました。

東京リアル脱出ゲーム vol.8「あるドームからの脱出/地球滅亡まであと1時間」

よう太は、未だ見ぬ東京ドームに興味を持ち出しており*2、親子ともども楽しみです!

*1:東京リアル脱出ゲーム vol.7「あるスタジアムからの脱出−9回裏に起こった奇跡−」

*2:「東京ドームって何?」「雨でも野球ができるように屋根がついた野球場だよ。」「ジャイアンも、そこで野球すればいいのにね。」トホホ