Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

岐阜柳ケ瀬お化け屋敷『恐怖の細道』にチャレンジ!

8/12のことになるが、お化け屋敷に行ってきた。

岐阜柳ヶ瀬お化け屋敷「恐怖の細道」?もう振り返れない?オカルト作家山口敏太郎プロデュース!岐阜こだわりのお化け屋敷です。


帰省のために岐阜入りしてからその存在を知り、よう太をしつこく誘うも拒否され、一度は諦めたものの、「一緒に行きたかったなあ〜」などと悲しむそぶりを見せたり、なだめすかして、結局OKをもらうことに。

10時の開始直後の時間に現地に行ってみると、オドロオドロしい看板があり、既に人だかりができていた。入口脇にはこれまでのギブアップ人数がカウントされており、かなり多い。
ところが、ここでハプニングが。地方局のワイドショーで取り上げられたときの映像が小さなテレビで流されているのを、ひとしきり見た後、よう太(8)は手のひらを返すように「やっぱり行かない」宣言。
逆に、これまで嫌がっていた夏ちゃん(5)は「行く」と言うことで、選手交代し、父娘のコンビで入場することになった。


1時間高島屋*1で時間をつぶして戻ってくると、受付の人に「ライブがあるのですぐには入場できません」と言われる。
「ライブ?」
そこで始まったのが、10分くらいの口裂け女(4人?)の路上パフォーマンス。
ひとりがマスクを取って柳ケ瀬で本当のブルースを歌い、その他3名ほどの口裂け女は100mを6秒で走る足で小中学生に駆け寄り、蜘蛛の子を散らすという言葉の意味を実感。
歌っていた口裂け女の人は、牛抱せん夏さんという方みたいですね。上手かったです。

情け容赦はしてくれるが、笑顔とかは一切なく、夏ちゃんの近くにも顔面を寄せてくる。なお、上のYoutubeの画像通り、白色のカラーコンタクトを入れているので、目を見るだけで呪われそうな恐ろしさだった。
しかし、閉鎖空間ではなかったため、何とか夏ちゃんは恐怖にこらえることができた。
(結局このライブが功を奏してお化け屋敷にも耐えることができた)


ライブを終え、やっと待ちに待った入場の瞬間。中に入ると、真っ暗な中を、船頭(多分先ほどのライブで前説をしていた鬼)の案内で、時間移動ができる船に乗り、昭和時代の柳ヶ瀬へ。
それからは学校の教室や街角などの中を、こわごわと通り抜ける。お化け屋敷の怖さの大半は、何が起こるか分からない部分にあるから、先ほど明るい場所で見た口裂け女が出てくるのだ、と知っていたのは、父娘にとって非常に大きかった。
ライブを見ていなかったらギブアップの可能性はかなりあった。


ところで、このお化け屋敷、会場内にバラバラになった4つの文字(呪文)を探して「やなお」を連れ戻すという裏設定があることについて入場前に説明を受けた。

長良川の秘密の場所から出航する「時空を超える鵜飼舟」に乗ってタイムトラベルし、
昭和の柳ケ瀬に迷い込んだ「やなお」を探し出して欲しいのです”

しかし、呪文を見つける心の余裕などは全くなく、一文字も言葉を見つけることはできず、「やなお」の救出には至らなかったのは残念。ただ、中のセットもよくできていたし、はじめに船頭が渡してくれる演出もよかった。ライブは一見の価値ありだが、怖いお化け屋敷を体験したい人は、お化け屋敷に入ったあとにライブの方がいいかもしれない。


9月23日までということで開催はあと1ヶ月。お近くの方は是非チャレンジしてください。

やなな

高島屋では、ここでしか売っていないという“やなな本”『箱入り娘2』があったので買ってしまった。
柳ケ瀬は、垂れ幕も、やななばかりで今年の国体の公式キャラクター「ミナモ」をサポートする非公式キャラクターとしても存在感をアピールしていた。毎年8/7近くに誕生日イベントをしているということなので、来年は会いに来たい。(笑)

*1:岐阜出身の奥さんの解説によれば、メルサがドンキホーテになってしまう中で、柳ヶ瀬の最期の砦