田島貴男「ひとりソウルツアー 2012」ひとり予想大会！

ツイッター上で“このところpocariさんのblogで「新曲やるやる詐欺」に何度か遭ってる”という苦情（笑）をいただきました。確かに、7月のOverblowツアーの予想のときには、むしろ新作アルバムを期待してしまっていたこともあって、絶対に新曲披露があると予想し、実際にはそれが外れ、その結果、落ち込んだりもしました。
そこで、今回、かなりアーカイブが蓄積されている田島貴男Diaryの内容を分析することによって、明日の11/6渋谷クアトロを皮切りに始まる「ひとりソウルツアー 2012」における新曲披露の有無と新曲の曲名を予想したいと思います。

9月までのライブ三昧の日々を抜けたあとの田島貴男Diaryのテーマを簡単にまとめると以下の通りで、10/13を境に新曲の話はパッタリとやみ、10/24に一度だけまた歌詞の話題が出てきます。若干不安です。

10/10　ギター
10/11　新曲（歌詞）
10/12　新曲（歌詞）
10/13　新曲（歌詞）
10/17　ひとりソウル（準備に入る）
10/18　ひとりソウル（アレンジ、曲目）
10/19　ひとりソウル（曲目、練習）
10/20　ひとりソウル（曲目、練習）
10/24　新曲（歌詞）、ひとりソウル
10/30　ひとりソウル（練習）
10/31　ひとりソウル
11/2　ギター（スライドバー）

これを、前回、白熱の曲が一気に4曲初演奏されたHOT STARTER 09ツアーの初日（2009/6/28）の一ヶ月前の日記と比較してみます。

6/1　バイク（ツーリング）
6/2　ツアーお知らせ（新曲も何曲かやります）
6/4　ツアー練習（自転車買いたい、iPhone買いたい）
6/5　ツアー練習
6/8　落語（ジャイアンリサイタルの元ネタは「寝床」）
6/9　ギター（ボクシングジム）
6/10　バイク
6/11　バイク（ETC用機器のために行列）
6/12　思い出（ピチカートファイブ）
6/15　バイク（ツアー打ち合わせ・リハーサルwith木暮）
6/16　映画（マグノリア）
6/17　ボクシング
6/18　ツアーお知らせ（クアトロはソールドアウト！）
6/19　バイク（ウインドブレーカー購入）
6/22　ツアー（全体リハーサル開始）
6/23　バイクとツアーリハーサル
6/24　バイクとツアーリハーサル（なかなかかっこいいツアーティーシャツも出来上がってきた）
6/25　ツアーリハーサル（大詰め）
6/26　ツアーお知らせ

このときは6/2に「新曲も何曲かやります」と言ったあとは、特に新曲の話題はありません。しかもETC用機器のために2時間行列待ちした話も含めてバイクの話題が多い。
余談ですが驚いたのは、6/18の時点で渋谷のチケットは売り切れていたこと。3年前というのは別にオリジナル・ラブの人気が今よりあった時代でもないので、音楽業界全体として客足が落ちているのかもしれません。あと、6/24の「なかなかかっこいいツアーティーシャツも出来上がってきた」という部分にはノーコメント。
結局、6/2以降は特に新曲の話をしないまま、ツアーでは「スターター」以外の新曲を4曲披露しています。→「希望のバネ」、「ディランとブレンダ」（カミングスーン）、「春のラブバラッド」、「ひまわり」（バイク）

今年に入り、確かにOverblowツアーの前の6月頃のDiaryでは、新曲の話題が出ても、それはあくまで（歌詞ではなく）曲作りの話。カミングスーンの成立過程を考えても、歌詞部分についてはあとから何度も練り直して最終形にするのが田島貴男の流儀のようです。
このことを考えれば、今回、作詞の話題が多いのは、作曲部分は既に終えており、ライブでどう披露するかを試行錯誤しているようにも読めます。新曲2〜3曲の披露を望んでもあながち間違いではないような気がするのです。

ということで、再度Overblowツアーのあとまで遡ってみると、やっぱり8/29と8/30で2曲は完成しているじゃないですか。もう新曲披露は間違いありません！（8/30の曲は、4/28に触れられている「謎の曲」か？）

録音作業を淡々と進める。マイダスの卓を使った音色の決め方が分かってきた。新しい曲がすこしずつ姿を現してきた。

曲作り。新しい曲が形を現してきた。この曲も今までに書いたことがないような曲だ。いい線をいっているが、もっとイメージを広げていきたいところ。

新しい曲のオケが完成した。
最初からこの曲は良くなりそうだと思ったが、とてもいい仕上がりだ。
書き出した頃から曲が向かう方向を手探りで探り、あるときアイデアが急に一つにまとまってこれしかない形になる。曲を書いていてそういうときがある。これこそが曲を書くことの醍醐味だ。
今週はもう一曲オケを仕上げて、そろそろ歌詞を書き始める。やらなきゃならないことが山積みだが、ありがたい忙しさだ。