社説
衆院選の投票日を迎えた。日本の針路をどう定めるかはひとえに有権者の判断次第だ。よく考えて投票所に足を運んでもらいたい。
(略)
日本政治に詳しいコロンビア大のカーティス教授は「政治はその国を知るために開いた窓だ」という。政治に背を向けるとは、日本という国に背を向けるに等しい。過去2回の衆院選で、小さな1票も積み上がれば大きな潮流を生み出すことを知った。今回はどんな姿が現れるのか。傍観するには惜しいイベントだ。
その結果がこれか…。
衆院選投票率59.21%前後か 前回より10ポイント下落
日本経済新聞社の推計によると、第46回衆院選の投票率は最終的に59.21%前後となり、前回を10ポイント程度下回る見通しだ。1996年の小選挙区比例代表並立制の導入後、最低だった59.65%(96年)を下回りそうだ。都道府県別でもすべてで前回を下回るとみられる。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS1600Y_W2A211C1000001/
高齢インフラ、管理不備のツケ トンネル崩落事故 (13面・日曜に考える)
山梨県の中央自動車道・笹子トンネルで起きた天井板の崩落事故は、社会インフラの老朽化という課題をあぶり出した。列島改造に沸き高度成長の波に乗って1970年代に集中整備されたインフラの多くが、これから寿命を迎える。補強して寿命を延ばすのか。延命をあきらめるのか。管理を怠ってきたツケが国、地方に回りつつある
記事の最後に述べられている通り「老朽化対策を名目に無駄な事業が水膨れするなら、老いるインフラ予備軍が増えるだけだ」には共感。しかし、公共事業費が縮小を続け、1998年のピークと比べると1/3であることを考えると、「支出の無駄を削減する」対象として未だに常にトップに挙げられるのはどうか。
また、自己責任よりも、国による安全安心を求める国民性からしても、防災対策は欠かせない。その意味では、今回の自公圧勝は良かったのかもしれないが、当初、民主が提唱していた「新しい公共」の、その先も見たかった。
完全養殖マグロ お店でご賞味を(17面・ニュース望遠鏡)
下のニュース。これはちょっと楽しみ。もっと研究が進むことを期待。
近畿大、大阪にマグロ料理店 卵から完全養殖
近畿大は3日、世界で初めて卵からの養殖に成功した「完全養殖」のクロマグロを食べることができる料理店を来年4月下旬にオープンさせると発表した。JR大阪駅北側の再開発地域「うめきた」に出店する。減少が心配される高級魚を、自然界への影響が少ない方法で食べられる店として人気を呼びそうだ。
http://www.47news.jp/CN/201212/CN2012120301002021.html
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携帯電話のパケット定額制普及に高校時代に出会ったのが第三世代、中学時代に出会ったのが第四世代で、この差は大きいという。(第四世代以降は、携帯電話を生活から手放せない)
ミクシィ、フェイスブック、ツイッターが異なる集団形成原理に基づいているという指摘など、興味を引く内容もある。
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