オリジナル・ラブのシングル発売が決まりました。
2006年10月18日発売の『明日の神話』以来のシングルということで、大変喜ばしいとともに時の過ぎる速さを実感している次第です。
ORIGINAL LOVEの新曲「ファッションアピール」が、配信シングルとして4月24日にリリースされることが決定した。
新曲「ファッションアピール」は、田島貴男自身も「オリジナル・ラブ的には画期的な曲」とTwitter上で語っているとおり、これまでの楽曲とは一線を画した異色なナンバー。配信シングルは「青空のむこうから」「黒猫」の弾き語りライブ音源を加えた計3曲のパッケージとなる。なお今週3月15日よりスタートする「田島貴男 弾き語りツアー」の会場では、昨年の「Overblow Tour」渋谷CLUB QUATTRO公演からのライブ音源「R&R」を加えた4曲入りCDが販売される。
ということで新曲のタイトルは「ファッションアピール」。
3/15の神戸cafe FISHから始まった弾き語りツアーで既に入手した人も多いかと思いますが、自分はこれを書いている時点ではどんな曲か知りません。
しかし、このシングルのタイトルにはビビビ*1と来ました。計り知れない意気込みをそこに感じました。
そんな中、さらに追い打ちをかける情報として夏のツアーについての情報が巡ってきたのです。
ORIGINAL LOVE 2013年 夏の「エレクトリックセクシー・ツアー」が決定いたしました。
ツアータイトルは『エレクトリックセクシー・ツアー』(右は素晴らしいツアーチラシ)→
率直な感想を書かせていただくと、「このセンス、半端ない。」
これは、俺は今ノリに乗ってるぜ!お前らついてこいよ!というメッセージが込められていると見ています。
このままだと、田島貴男はさらに悪ノリして、アルバムタイトルとか大変なことになってしまう!!と、僕は心配で心配で、目がランランと輝いてきてしまいました。
さて、オリジナル・ラブの曲タイトルについては、昔から「ときどきものすごく変なものがある」という印象を強く持っていました。
それは、これまでにも何度か書いてきたとおりで、「セックスと自由」、「アポトーシス」、「ジェンダー」とかは、曲はものすごくいいのに何故このタイトル(歌詞)?
というものや、ピストルスター、ソウルタトゥーのように、個人的な感覚ではなかなか友達になれなさそうなタイトルとか、ビシッとハマるタイトルは実は少ないです。、
ただ一方で、かなり意識して羽目を外していたときもあったようで、少なくともビッグクランチ時代はギターウルフ等の影響を受けて、インパクトのあるタイトルを志向していたようです。その最右翼が「セックスサファリ問題OK」で、今回も、そのときのような勢いを感じます。
さて、実際に聞いてみれば、もう少しイメージが湧くのでしょうが、今回は「ファッションアピール」を聴く前にあえて書かせていただきます。
表題に書いた通り、アルバムタイトルの予想をします。予想は、競馬に見立てて18頭立てで行きます。
本当は、これを表に出すことで、田島さんが、このページを見て、アルバムタイトルを変えるのではないか、とそれだけが心配です。
なお、馬名の字数制限とか既に使われているのは使っちゃだめとか固いこと言わないで下さい(笑)
18頭立てワンダフルワールド杯
不定期で行われるワンダフルワールド杯。2年前に行われたときはハクネツがぶっちぎりました。
今回久しぶりの開催となりましたが、ハクネツの前は、さらに5年前でした。以前は毎年行われていたのですが、近年は非常にマイペースなかたちでのレース開催となっています。18頭の出走馬について、ポイントを解説します。
1枠2頭(ファッションアピール/エレクトリックセクシー)は順当。個人的な感覚では、ファッションアピールが先行逃げ切りを決める展開もかなり有力だと思います。エレクトリック…はないと思う…。
2枠2頭(ゴージャスハリケーン/ミラクルコスチューム)はゴージャス枠。エレクトリックセクシーが許されるということは、これクラスの名前でやっと釣り合うということだと思います。ミラクルコスチュームっていうのは、あれのことですよ。前回のツアーの、全色に出会えると幸せが訪れるとかいう衣装のことです。
3枠2頭(ダンディグレート/ノンストップワイルド)は一発屋芸人枠です。ちなみにオリジナル・ラブは『ワイルドライフ』というタイトルのアルバムを出しているからワイルド先駆者ですね。会社名にひっかけてワンダフルワイルドとかもいいかな。
4枠2頭(スピーディワンダー/スタイルカーニバル)は、どっかで見たけどなんか違う枠。スピーディ・ワンダーは同名の競馬漫画も出ており人気ですが、商品名にもなりやすい名前で、自分が初めて出会ったのは、小学生のときに通ったそろばん教室でした。(隣の人が持っていたそろばんが「スピーティ・ワンダー」でした。)
5枠2頭(シークレットバズーカ/ミラーボールフィーリング)は何だそれ合体枠です。シークレットバズーカの、どうやってそんなもの隠すんだろうな、もしかして下ネタ…?という連想にじわじわ笑いがこみ上げてきています。
6枠2頭(ジャイアントリープ/ジャイアントスイングバイ)は宇宙枠です。9thアルバム『ビッグクランチ』や「ピストルスター」も含め、宇宙関連のタイトルは田島の十八番です。
ジャイアントリープはアームストロング船長の「人間にとっては小さな一歩だが人類にとっては偉大な一歩 だ。」(That's one small step for (a) man, one giant leap for mankind.)*2から取ったもの。普通はsmall stepの方を使いたがるのかもしれませんが、図に乗ってほしいところです(笑)
スイングバイは、探査機などで天体の重力の影響で起動を変える航法を意味します。ジャイアントスイングはプロレスの技だから、ちょっと変ですが、大きな方向変換をしたアルバムという意味を持たせるならおかしくはありません。ただ、この競走馬は、レースコースを大幅に外れる可能性があります(笑)
- アーティスト: オリジナル・ラブ
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2000/08/02
- メディア: CD
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7枠3頭(ザッハトルテ/エスケイツー/ヴィシソワーズ)は、そろそろ疲れてきた枠です。出涸らしです…。前回の勝ち馬「ハクネツ」もそうですが、短い馬名は強そうに見えるし、実際強い馬もいます。クロフネとか。
そんな中でお菓子界からはブラックサンダーとの熱戦を制したザッハトルテ。名前を聞いただけで勝てないと思わされてしまう強敵。
化粧品界からは、ドモホルンリンクルに写真判定の首差で買ったエスケイツー。それらが具体的にどんなものかはあまりよく分かっていません。
そして7枠最後は冷製スープ界の至宝ヴィシソワーズ。オリジナルラブが捨てた「ヴ」が名残惜しいので、外枠に忍び込ませてみました。
最後の8枠(キュリオシティ/オリジナルラブ/スピリット+オポチュニティ)には実力馬3頭を重ねました。
キュリオシティは、「好奇心」と名付けられた火星探査機を指します。現在、火星で実際に調査を行っていることもあり、これはもしかして当ててしまったのではないでしょうか。最後の直線での伸びが凄い馬です。
そのものずばりのオリジナルラブは、もちろん出走馬の中で最古参ですが大本命です。最近、田島貴男名義の仕事も増えて、ファンですらどっちなのかわからなくなって来ているので、ここら辺で、一発かましておくのが良いと思います。
最後の大外枠については、Wikipedia先生に色々と教えを乞いながら考えたら、非常に適したものがあり加えました。ルール違反ですが二頭並走方式です。(笑)
スピリットとオポチュニティは、火星表面で2004年から調査を続ける火星探査車、つまり、mars Rover*3の名前です。二つとも長い音楽生活を続けていくためには必要なものであることから、レッドカーテン結成以降30年近くも一線で活動を続けるオリジナル・ラヴにふさわしいタイトルに思えます。
マーズ・エクスプロレーション・ローバー (Mars Exploration Rover, MER Mission) は、2003年にアメリカ航空宇宙局 (NASA) が打ち上げた、火星の表面と地質を探る2機の無人火星探査車(マーズ・ローバー)である。これは、NASAが実施した 1975年年と1976年のバイキング着陸船、1997年のマーズ・パスファインダーに続く火星探査プログラムの一部であり、ミッションの科学的目標は過去の火星に水の活動があった手がかりを持つ広範囲の岩石および土壌を探査し、その証拠を見つけ出すことである。ローバーはそれぞれスピリット (MER-A) とオポチュニティ (MER-B) と名付けられている。
火星上のローバーの想像図がこちらです。*4
先に使命を終えたスピリットの話もドラマチック。
- 2006年3月、スピリットの右前輪がモーターの断線のため動作しなくなり、以後は残った5輪で走行することになった。
- 2008年の火星の冬の間、太陽電池パネルに積もった塵と日射量の減少のためスピリットは活動不可能になると懸念されたが、冬を乗り越えて探査を続けることができた 。
- 2009年5月、トロイと呼ばれる砂地を通過しようとした際に車輪が砂に填まり、身動きがとれなくなった。以降はその場に留まって観測を続けた。地上での再現実験を経て、脱出のための車輪回転が同年11月17日から行われたが成功せず、12月には右後輪も故障して動かなくなった。NASAは2010年1月26日に脱出を断念し、静止観測点としての活動を続けると発表した。
その後、2010年3月以降の通信に反応しなくなり、2011年5月にミッション終了宣言。火星での活動予定は当初3か月間としていたのが、6年以上活動を続けたというのだから驚きです。下に挙げる『ローバー、火星を駆ける―僕らがスピリットとオポチュニティに託した夢』は2007年発売なので、スピリットのミッション終了については載っていませんが、プロジェクトの実現までについては詳しいみたいなので、是非読んでみたい。今回調べるまでここまでしっかりした無人調査が行われていることを知らなかったので、これは胸熱な本です。
ローバー、火星を駆ける―僕らがスピリットとオポチュニティに託した夢
- 作者: スティーヴスクワイヤーズ,Steve Squyres,桃井緑美子
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2007/09/01
- メディア: 単行本
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さらには、失敗に終わった日本の火星探査機『のぞみ』の本も含めて色々と読みたい本が出てきました。それほど「好奇心」を持って見ることができていなかったキュリオシティの活躍にも目を向けられるということもあり、一冊でもいち早く読んでみたいです。*5
- 作者: 松浦晋也
- 出版社/メーカー: 朝日ソノラマ
- 発売日: 2005/05/21
- メディア: 単行本
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- 作者: 竹内 薫
- 出版社/メーカー: 角川学芸出版
- 発売日: 2011/02/25
- メディア: 文庫
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最後がものすごく脱線しましたが、18頭も挙げたので、アルバム収録曲にかするタイトルもあると思います(シークレットバズーカとか笑)
なお、最後になりましたが、アルバム発売はエレクトリックセクシーツアーの前、カフェライブの後になるのが濃厚ではないでしょうか。つまり6月発売ですね。
今後のオリジナル・ラブの活躍に期待大です。
参考(過去にブログ内で行なったオリジナル・ラブについてのさまざまな予想について)
振り返らない!
正解
正解は、1枠の「エレクトリックセクシー」でした。予想しておいてなんですが、まさかね…。ちょっと驚きました。→http://originallove.com/news/000372.html