Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

オリジナルラブ6.26発売の『エレクトリックセクシー』の曲目情報から例の件を淡々と予想する


エレクトリックセクシー


6.26に発売の『エレクトリックセクシー』の情報が公開され、ジャケ写と曲目が判明しました。
ジャケ写は上にあるもので、顔面アップのサングラス、という予想通り(笑)の結果となったのですが、一部のSNS上で、このサングラスはもしかしてテイトウワの?m-floの?という「誰に借りたのか」論争が巻き起こりました。
しかし、田島貴男ではかなり異例なことであっても、一般的にはサングラスジャケは多く見られ、なかなか犯人特定には至りませんでした。

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そこで、今回、「誰に借りたのか」論争に終止符を打つべく、発表になった10曲から、10人のサングラス(できるだけ顔面アップ)ジャケを探し、犯人特定の手がかりにしようと心に決めたのです。淡々と決めたのです。
さあ、以下が予想の結果です。

1. スーパースター

新アルバムの1曲目「スーパースター」を聴いたことがある一般人は、今のところ、先日の京都カフェライブ(夜の部)の参加者のみということで羨ましい限り。
スーパースターという言葉を聞いてすぐに思いつくのが(自分の場合は)マイケル・ジャクソン。サングラスのイメージも強いマイケルですが、ジャケ写でサングラスをかけているものは無いようです。
そこで、少し調べてみると、ずばり、スーパースターというタイトルの曲をサングラスのスーパースターが歌っているアルバムが見つかりました。

SUPER STAR

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2. ファッションアピール

ファッションをアピールするとき、どうしますか。僕なら迷わずルビーの指輪をはめますね。
ということでサングラスといえば、の人を挙げておきます。

Re-Cool Reflections

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3. エブリデイ エブリデイ

毎日毎日と訳すと、もれなく頭の中に「たいやきくん」がついてきてしまうので注意すべき曲。
でも「およげたいやきくん」のジャケ写を確認したら、やはりサングラスとは無縁でした。
なので、曲タイトルは気にせずに行くと、自分にとってサングラスはこの人かな。
エナメル・ブラザーズの2曲目の「モテるのもラクじゃない」は田島貴男が作編曲ということでしたが未聴。

十三夜

十三夜

She’s My Girl

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4. エナジーサプライ

正直に言えば、アルバム収録曲の中で疑問符が残ってしまうのが、このタイトル。「エブリデイエブリデイ」からの流れで運動系なのかもしれません。(なお、ポカリスエットのキャッチフレーズは「イオンサプライ」です。)
ということで、Amazonで検索すると、“夜もお盛んな貴方へ”という売り文句で「スーパーラブエナジー」という怪しい商品が出てきてしまいました…。そこで、音楽に絞り込んで検索すると、サングラスっぽいものを付けた2人がアップのジャケ写を発見。(⇒パッと見で客の運動能力を判断するのに使う?)

5. 線と線

Twitter上での「誰に借りたのか」話の中で、「ゴーバスターズ」の名が出てきて、おー!確かに!と思いました。戦隊ヒーロー物では珍しくほとんど見てしまった特命戦隊ゴーバスターズは、変身時にサングラスを使うため、サングラスの印象は強いです。自分は初めて見たとき、ミッションという呼称から、「逃走中」を思い出してしまいましたが、どちらも明らかに「マトリックス」の影響を受けています。しかし、「マトリックス」のサングラスも、ターミネーターの影響下にあったとも言えるのではないでしょうか?
…という、サングラスを巡る点と線と線と点(こじつけすぎる)。
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で、調べると、こういうの探してました!というエレクトリックセクシーと相似形のジャケが見つかりました。2人の田島貴男の隠れた半分がサイボーグでないのか気になります…。

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オリジナル・サウンドトラック「ターミネーター3」

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6. きらめきヤングマン

ここはヤングマンだから西城秀樹と安易に考えていたのですが、ヒデキもサングラスのジャケ写はありません。でも、その代わりにカバー曲の方でありました!昨年田島貴男と共演を果たしたビッグポルノのメンバー3人の一人 レイザーラモンHGレイザーラモンから借りた説はなかなか説得力がありそう(笑)

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7. セーリングボート

エナジーサプライ」と同様、タイトルからは曲の印象を掴みにくい「セーリングボート」。
sail(漕ぐ)という言葉自体に、日本人は思いを乗っけにくい気がしています。
少し調べると、ランディニューマンに「sail away」という名曲があるとのこと。

歌詞は「アフリカから連れてくる黒人の奴隷に対して、船長が、アメリカがいかに素晴らしい国かということを力説する内容」で、少し驚きます。この曲が入ったアルバムはアルバムタイトルも同じで、ジャケ写はサングラス(多分)。

Sail Away

Sail Away

8. 一撃アタック

この曲は、最初「一撃」というタイトルになりかけたところ、スタッフから格闘技団体の名前に同じものがあるので避けたいという指摘があり「一撃アタック」に改名した、という経緯があります。
そこで、格闘技でサングラスと言えば…?と考えると、この人が思い当りました。

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9. 太陽を背に

ターミネーターの部分で少し書きましたが、ジャケ写で田島が2人いるのは気になるところです。アルバムを2枚並べても合体しないので、1人じゃなくて、2人。しかもサングラスをかけている1名と、かけていない1名からなるグループと言えば…。「太陽と埃の中で」という名曲もあることだし、これは繋がり強いです。

VERY BEST ROLL OVER 20TH

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(アルバムを2枚並べた場合はこちら↓)
エレクトリックセクシーエレクトリックセクシー

10. 帰りのバス

このタイトルは、あまりにスガシカオを思い起こさせます。スガシカオは、「帰り道」のような日常世界の一場面を切り取って歌詞世界をつくるのが上手な人だからです。それは、自身のサラリーマン経験も影響しているのかなあと思います。逆に言えば、その部分は、田島貴男は不得意な部分のように見えるのに、何故このタイトルなのかと考えてみました。
それは、『白熱』や『街男 街女』と同様、終盤2曲のメッセージや詞世界が繋がっているからであるように思います。つまり、「帰りのバス」は、日常世界からの帰りというよりは、太陽を背に汗をかく男たちと別れたあとの話であると考えると合点が行きます。
(と、曲タイトルしか分かっていないのに、分かったようなことを書くのが、このブログの核心ですので、スルーしてください)

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ところで、日本ベストメガネドレッサー賞*1にサングラス部門というのがあるのをご存じでしょうか。鈴木雅之は1997年の初代受賞者、スガシカオは2008年に受賞しています。今後、ツアーでもイベントでもサングラスをかけ続け、是非とも日本ベストメガネドレッサー賞のサングラス部門で選ばれることを祈るエブリデイです。
サングラスを誰にかりたのかはわかりませんでしたが、10曲のタイトルを追って、イメージをふくらますことで、ますます新作への期待が高まってきました。B面1曲目を飾る「きらめきヤングマン」ばかりに目が行く曲目発表でしたが、A面ラストB面ラストの5曲目、10曲目が、今は一番気になります。心して待ちましょう。

*1:Wikipediaによる解説と各年の受賞者はコチラ