ビッグデータで街づくり(1面)
ここで紹介されているのは日本IBM、富士通、NTTデータの技術。
このうち、日本IBMの気象災害予測システムの話がよく分からない。例えば、富士通のシステムは、走行中の車両から速度や位置情報データを収集して、事故が起きやすい危険地点を割り出すもので、これぞビッグデータと言えるものだが、日本IBMのシステムは、これまで見過ごしてきた何をビッグデータとして捉えているのか分からない。また、核となる気象予測技術は、ビッグデータで48時間先まで予測できるものではない。
- [ http://www-06.ibm.com/ibm/jp/provision/no78/pdf/78_column1.pdf:title=将来のビジネス・リスクに備える予見的意思決定支援技術―気象予測、洪水予測、渋滞予測を組み合わせた渋滞対策シミュレーション―]
健康志向コンビニ全国に ローソン、5年で3000店展開(1面)
ナチュラルローソンのニュースだが、通常店舗でも低糖質のパンなどの拡充を図るという。生活圏内にあるコンビニはファミリーマートなんだけど、贔屓にしているのはセブンイレブンやローソン。なんで、他のコンビニはふすまパンとかに力を入れないんだろうか。
欧州、水素ビジネス発進(5面)
水素ステーション、水素の充填装置、パイプライン整備などのビジネスにドイツをはじめとした欧州勢が本腰を入れたというニュース。中でもリンデ(独)は、水素充填装置で8割の世界シェアを握るだとか。
日本勢の紹介は、川崎重工業の水素輸送船と千代田化工建設の大型水素供給基地。燃料電池車、普及するのかな。最近話題の自動運転の仕組みなんかと合わせて進むと、一気に「未来カー」みたいな感じになるので嬉しいですが。
クリの渋皮なぜむきにくい? ポリフェノールが接着材(15面・サイエンス)
ニホングリは大きくて味が良いが渋皮が向きにくいことで、天津甘栗などチュウゴクグリに負けてきた。そこに2001年に発見された新品種は「ぽろたん」。ぽろたんの渋皮部分のポリフェノールはチュウゴクグリ並みに少なく、皮をむきやすいという。
でも、最近、「甘栗むいちゃいました」ばかりを、食べちゃうかもしれない…。あれがぽろたんだったらいいのですが…。
読書欄
- 作者: 真板昭夫
- 出版社/メーカー: 飛鳥新社
- 発売日: 2013/09/20
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殺生を戒める仏教のお寺で草魚をバスターするための理屈づけなど、色んなところに悩みがあったということで、一風変わった生態系本ということか。
- 作者: スティーヴンキング,Stephen King,白石朗
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2013/09/13
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「リセット可能な現実という設定と正面から向き合った鮮やかな結末は、深く胸に沁みる」とのこと。でも、2段組上下巻合計1000頁超の長さ、というのは、大森望さん激押しでも、ちょっと物おじする。
- 作者: 保坂和志
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/09/28
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