Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

日経新聞10/13(日)

生ごみ=資源」全米で芽吹く(30面)

例えばオレゴン州ポートランド市では、生ごみの分別回収が始まってから開始1年で埋め立てに回る家庭ごみが4割減というから、かなり効果があったようだ。(集めた生ごみは肥料として販売)
日本との比較では、ごみのリサイクル率は以下の通り。-ポートランド市で70%

  • 全米で26%
  • 日本は19%

ニューヨーク市もこの動きに乗ってキャンペーン中で、現在15%のリサイクル率を17年に30%、30年に70%を目指すという。
何故、日本は小さいのだろうか。
総務省統計局のHPを見ると、確かに20%前後という数値はオーダー的には間違いないようだ。しかし、ここ10年で見ても数%向上してこの数値。ポートランド市の70%という値がおかしいのではないか、という気がしてくる。
記事では、日本の取り組みについてほとんど触れられていないのでよく分からないが、アメリカに負けるのは納得が行かないなあ…(笑)

アジア、高齢者雇用広がる/韓国・マレーシア 定年延長で法整備/労働力不足に対応(5面)

マレーシアでは55歳定年を60歳定年にして、労働力不足解消を狙う。
韓国は国民年金の支給開始年齢が60歳から、段階的に65歳まで引き上げるのに合わせて、現在60歳努力目標を、17年から60歳以上に義務づけ。
シンガポールは定年(62歳)後の労働者を65歳まで再雇用する制度を設け、さらに再雇用期間を67歳まで延長する議論が始まっているとのこと。
日本と同じように、若年労働者の雇用への影響は確実。


デジタルゲームの「進化」(19面・今を読み解く)

今年は日本でファミコンが発売されて30周年ということもあり、さまざまなゲーム関連の書籍を紹介する記事。「ゲームユーザーは漫然とゲームを楽しんでいてはいけない。ゲームをより楽しむには、ユーザー自身がデジタルゲームの仕組みを理解して、デジタルゲームと付き合っていくための方法であるリテラシーを身につける必要がある」という主張はよく分からないが、ゲーム文化をもっと楽しむために、これらの本も読んでみたい。

僕たちのゲーム史 (星海社新書)

僕たちのゲーム史 (星海社新書)

教養としてのゲーム史 (ちくま新書)

教養としてのゲーム史 (ちくま新書)

ファミコンとその時代

ファミコンとその時代

読書欄

キレイゴトぬきの農業論 (新潮新書)

キレイゴトぬきの農業論 (新潮新書)

脱サラして野菜作りの世界に入った40代の有機農家が執筆するにもかかわらず、「有機農法だから安全でおいしいのは誤解」と主張し、いわゆる「安全安心」について論理的に説明する内容で、しかも新書ということで、これは面白そう。


鉄道と戦争の世界史

鉄道と戦争の世界史

鉄道と戦争の繋がりはピンと来ないが、鉄道が大量の補給を可能としたことで、戦争の様態を変えた⇒総力戦の時代をつくりだし、惨禍を飛躍的に大きくしたという。
やはり鉄道と戦争の関係は、よく分からないが、わからないので、ものすごく惹かれる本。