Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

箱根を超えたのか?〜奥武蔵もろやま仰天ハーフマラソン

10.23に行われた「第39回奥武蔵もろやま仰天ハーフマラソン」に参加してきました。
下のコース図のほとんどが舗装はされていますが、基本的には山道。高度差200mの上下を繰り返す難コースであるために大会名に「仰天」という言葉がついており、看板には「毛呂山は箱根を超えた!!」という言葉が躍っていました。


実は、この大会の1週間前に、近所の練習コースで、しばらく前から目標にしていたハーフマラソンを100分以内で走る「サブ100」という念願を達成!ハーフマラソンまでは、ある程度自分でコントロールした走りができるのではないかと自信を深めていたのですが、それはあくまで平坦なコースでのこと。
今回は坂道が多いということで、目標は以下の2つとしました。

  • 登り坂も歩かずに完走する
  • 2時間を切る

特に後半の登り坂は歩きたい気持ちが強くなるので、ちょうど良い目標だったと思います。
結果として、両方の目標を達成することができました。
平均速度はキロ5分20秒台ですが、坂道ということを考えると、こんなもんでしょう。
順位で言うと、参加776人に対して200番台ということで、自分としては十分速かったにもかかわらず、まだ上位3割程度の位置に過ぎず、上位ランナーの途轍もなさに改めて驚かされます。


以下、当日の行動を振り返ります。


電車は、京王線(始発電車)−南武線青梅線八高線と乗り継ぎましたが、ほとんど座れたように思います。4月の霞ヶ浦ラソンの反省から考えると、ここで立っていたら目標2つはクリアできなかったかもしれません。(4月の霞ヶ浦ラソンでは、会場に着くまでの電車で立ちっぱなしで疲労しました…)
高麗川駅からはシャトルバスで現地に行き、スタートの2時間前には到着。
トイレが混みだすのは、自分が到着後15分くらい経ってからだったので、ちょうど良かったです。
ついてみると、こじんまりとしたスタート地点で、霞ヶ浦や湘南国際のときのような緊張感はありません。埼玉大学の学生が動的ストレッチのレクチャをしていたので、それを教えてもらったりしながら時間を過ごしました。
ちなみに、毛呂山町ゆるキャラは、ゆずの形をした「もろ丸くん」、それ以外に、天狗が遊びにきていました。


スタートですが、人数が少ないこともあり、なるべく前の方に陣取りました。
ただ、緊張感がなかったため、トイレにもう一回行っておけば良かった…とスタート直前に思ってしまったりしました。(結局何も問題ありませんでしたが)
←スタートのゲートをくぐるまでに20秒以内というのは初めてでした…


なお、当日の服装は、以下の通り。


スカイセンサー(写真)は夏に導入したモデルで、フラットソールかつ、それまでのゲルフェザーよりも軽いということで選びました。仮面ライダーWのようなデザインと「翔走」のタグが好きです。シューズのおかげで速く走れているかどうかは不明(笑))
手袋は忘れていましたが、気温は高く、寒さを感じることがほとんどなかったので、必要ありませんでした。


スタート直後は微妙でしたが、左折するあたりから明確な登り坂で、鎌北湖で折り返して(図の「ハーフ折り返し(1)」)からは、下り坂が続きます。途中でエーデルワイスゴルフクラブのコース範囲で、頭の上をネットが覆っている箇所を通るのですが、ここは復路で大変な思いをする場所です。このときは、よくわかりませんでした。
←最初の大きな登り坂。右側には既に折り返したランナーが見える。
←折り返したあとの下り坂。
←本当に全国で一軒なのか気になります…


コース自体はうろ覚えでしたが、それでもスタート地点とゴール地点が同じということは意識しているので、今回は、下り坂が少し嫌でした。下がれば下がるほど、後半で登り坂が待っていることになるからです。

←かなり山道
←下りるので何度も登ることになる

少し嫌だったのは、6キロくらいという序盤から、iPhoneアプリ「Runkeeper」が教えてくれる距離と、コース上で示される距離がズレはじめたこと。例えば、アプリが「8キロ」を教えてくれてから400m走って、やっと実走「8キロ」に到達します。今までも当然ずれることはありましたが、序盤で数百mのズレは生じなかったので、コースの方に何かミスがあったのではないかと疑ってしまいます。(言いがかり?)
給水所は長机2つか3つという、これまでに無いコンパクトなもの。特に失敗等ありませんでしたが、食べ物は梅干しくらいしかなかったのが残念でした。(ハーフだし仕方ないと思います)

←開会式のときに、スカイツリーが見える、と言っていたのはここかも。多分写っているはず!
←本当に天気には恵まれた…

辛かったのは、地図の左上「ハーフ折り返し」地点の盲腸のように突き出た部分。ここは急過ぎて、とても走れる傾斜ではなく、しばらく続くのなら歩いてしまう…と負けそうになりました。…が、かなり短く折り返し地点を迎えたので、大丈夫でした。坂がきつすぎて写真も撮れず…。
そして、最も辛かったのは、残り2km地点から数百m続くゴルフ場の坂。ここが辛いことは開会式でも言及されていたので警戒していましたが、それでもやはり心が折れそうになりました。(歩いている人も大勢いました)


とはいえ、何とかトラブルもなく想定通りのタイムでゴール。
どのくらい想定通りかと言うと、スタートと同時にかけ始めたプレイリストのラストの曲、ヒックスヴィル「レトロピカーナ」で、まさにゴールとなったくらいに想定通りでした。
ちなみに、オープニングはStevie Wonder「Living for the city」で、昨年の湘南国際からの伝統(個人的伝統)。一番速く走れたのは、おそらくRADWIMPS前前前世」です。この曲はBPMが速く、やはりBPMを気にして曲を組んでおいた方がいいだろうと改めて思いました。
なお、参加賞は、タオルとこんにゃく関連の地元名産品2つでした。もろ丸くんのグッズは個人的に買って帰りました。



さて、次は12月の湘南国際マラソン
昨年に引き続き、サブ4を目標と思っていましたが、ハーフマラソン(練習)に気を良くして、サブ3.75(3時間45分切り)を目標にしたいと思います。本番までそれほど日があるわけではありませんが、一度くらい30キロ走もやって、何とか後半の失速を防ぎたいです。