Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

2016年の映画や音楽その他の出来事のまとめ

2016年に個人的に影響の大きかった映画や音楽、その他の出来事について(本は除く)まとめてみました。10個にしようと思っていましたが、結局11個になりました。

11位 星野源『YELLOW DANCER』(通年)

YELLOW DANCER (通常盤)

YELLOW DANCER (通常盤)

2016年は、逃げ恥の『恋』が売れた年だったのですが、個人的には、後追いで聴いた2015年12月発売のこのアルバムは大きかったです。
通年で考えると、2016年一番聴いた&一番歌ったアルバムかもしれません。特にカラオケでPV見ながら歌う『時よ』は最高ですね。ロケ地は、相模鉄道 湘南台駅なんだとか。近ければ「巡礼」しようかとすら思ったけど、遠いよ…。

10位 ビブリオバトル、負けまくる(通年)

今年は、回数的にはかなり沢山こなしましたが、負けまくりました。
面白いほど負ける。どの程度の票差がついているのかは知りませんが、8割方は「この本なら勝てる」という本を選んでいるはずなのに、どうしてなんでしょうか。
滝に打たれに行くかな。

9位 KIRINJI『ネオ』(8月)

ネオ(通常盤)

ネオ(通常盤)

KIRINJI『ネオ』は、まずは1曲目「The Great Journey」の気持ちよさにつきます。
ただ、KIRINJI『11』と比べると、1曲目の印象が突出し過ぎていて、それ以外の曲が染み入るのに時間がかかりました。今となっては、一番好きなのは「日々是観光」というコトリンゴ曲。『この世界の片隅に』もコトリンゴだし、2016年はコトリンゴの当たり年でした。ただ、一番好きなメンバーは弓木ちゃんです。

8位 岡村靖幸『幸福』(1月)

幸福

幸福

これは1月発売だったんですね。
何か遠い昔のようですが、大まかな流れとしては、4月くらいまでは、このアルバムをメインで聴いて、その後、宇多田ヒカルの新シングルと過去作、そして星野源を聴き、8月にKIRINJI、9月に宇多田ヒカル『Fantome』という大きな波があったように思います。
11年ぶりのオリジナル・アルバムですが、活発なライブ活動や雑誌連載に加え、シングル自体は、近年それほど間を空けずに出していたので、宇多田ヒカルに比べると「空白の期間」があったようには感じませんでした。
が、聴いてみて、歌ってみて、やっぱり岡村ちゃんの「天才」を感じます。ライブも久しぶりに参戦しましたが、さすがでした。
あとは、比べてほしくない人もたくさんいると思いますが、ASKA覚せい剤関連で話題に上るたびに岡村ちゃんを思い出してしまいます。近年、自らこの話題に言及したことはないように思いますが、岡村ちゃんの言葉を聴いてみたくもあります。
⇒参考:きっと大事なのは最高の恋〜山崎ナオコーラ『ボーイミーツガールの極端なもの』(2月)

7位 フルマラソン サブ3.75達成(12月)

昨年サブ4を達成した12月の湘南国際マラソンで、サブ3.75(3時間45分切り)を達成することが出来ました。1年を通して、毎月100〜150キロくらいは走ったので、努力が報われて良かったです。2017年の目標としては、当然(ユーリ!!! on ICE的に言えば)NEXT LEVELのサブ3.5ですが、何をすればいいのか。筋トレかな。滝かな。

6位 宇多田ヒカル『Fantome』(9月)

Fantôme

Fantôme

宇多田ヒカルは、過去作も含めて沢山聴きました。
というより、8年ぶりの『Fantome』発売に備えて、関連書籍も読み、過去作もしっかり聴いて予習を十分にしたというのが実際です。過度に期待値を上げても、そのハードルを軽々と超えてくるのが凄いです。
宇多田ヒカルもカラオケでよく歌うのですが、理由は星野源と同じで、PVが見られるから。『Fantome』の中では、一緒に歌っている椎名林檎も出演する「二時間だけのバカンス」がいいですね。
宇多田ヒカル『Fantome』を楽しむためにオススメの3冊の本 (10月)

5位 映画『君の名は。』(9月)

2016年は映画を沢山見た年でした。中でも一つ選ぶとしたらやはりコレです。
この世界の片隅に』も良かったけど、あちらは全部を堪能するために頭を使う作品。『君の名は。』は、馬鹿になって映画を楽しめ、感情的な盛り上がりの度合いもとても大きい映画でした。
プロデューサーの川村元気の掌で踊らされていると考えると、ちょっと嫌な気持ちになるけど、それを除けば本当に大好きな作品です。
書影に挙げた公式ビジュアルガイドも良い本ですね。
⇒参考:風景と記憶〜映画『君の名は。』ネタバレ感想(9月)

4位 オリジナル・ラブ『ゴールデンタイム』

ゴールデンタイム

ゴールデンタイム

我らがオリジナル・ラブの6月発売のシングル『ゴールデンタイム』は本当に良い曲です。
出だしの「はじまれ ゴールデンタイム」の歌詞の通り、2016年は、オリジナル・ラブの新しい時代が、熱いシーズンが始まったように思います。
2015年のNegicco「サンシャイン日本海」プロデュースあたりに潮目があるのかもしれませんが、これほどまでに、他ミュージシャンとのコラボがある状況は数年前には全く思いもよらなかったことです。特に4月に初めて開催され、2017年1月にも2回目が行われる「Love Jam」の試みは、とても良く、これのおかげで自分はペトロールズを知り、大好きになりました。
ゴールデンタイムは続いています。イエモンが紅白に出るんだから、2017年にオリジナル・ラブが紅白に出てもおかしくないでしょう。
⇒参考:ORIGINAL LOVE presents 「Love Jam」 (4.15 Zepp DiverCity)(4月)

3位 KindleFire端末&『ユーリ!!! on ICE

2016年は、『TIGER&BUNNY』を全話見たのがきっかけでしたが、KindleFireでアニメ番組や映画を観ることが習慣化しました。
中でも『ユーリ!!! on ICE』は強烈でした。内容がギュッと詰まっており、何より前向きな気持ちになれるアニメということで、男女問わずどの世代にもオススメできます。
ちなみに、電車内のpodcast、読書、KindleFire、Twitterは、どれかが増えればどれかが減るという関係にあります。そう考えると、Twitterの時間が減ったかもしれません。
⇒参考:老若男女問わずオススメしたいアニメ『ユーリ!!! on ICE』

2位 TBSがpodcast配信停止(6月)

これは自分にとって非常に大きな変更でした。
というのも2006年にiPodを導入以降、続けていたpodcastの中でも、「文化系トークラジオlife」や「ストリーム」、「小島慶子のキラキラ」など、TBSの番組は常に、そのメインコンテンツであり続けてきたからです。
その後、2009年末にiPhoneを使い始めて以降、倍速再生機能があることを知り、podcast依存はさらに加速。その後のマラソンMyブームも、podcast無しにはあり得ないということを考えると、TBSのpodcast配信が自分の考え方の何割かを形成している気がします。
実は、その後、「荻上チキのsession22」と「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」は非公式な方法で放送後に追っかけで聴いているのですが、TBSのpodcast配信が終了したことで、いくつか新しい番組との出会いもあり、それはそれでよかったのかもしれないと思っています。

1位 ポケモンGO(7月〜)

ポケモンGOの何処が面白いのかと言われても説明が出来ません。
はっきり言って、何の役にも立たない、暇つぶし以上の何物でもない。
…だけでなく、歩きスマホを助長するという悪い側面が多分にある、タバコのような存在だと思います。
でも、これに、こんなに無駄なものに2016年後半は沢山時間を使ってしまった。
ただ、無駄なことに時間を使ってしまっているという、この後ろめたいマイナスな気持ちが色々なことに繋がった気がします。

  • ポケモンGOをやっている時間は、出来るだけ英語ニュースのpodcastを聞くなど、有益と思われる行為で打ち消し合うようにした。(理解できているかどうかは別です)
  • 電車内でポケモン整理や停車駅でのポケモン待ちなど、「何となくポケモンGO」を避けるために、タブレット端末で映画やアニメを見るようになった。(「読書」はポケモンGOの誘惑に耐え切れない時がある…)
  • ポケモンGOが毎日続くのに、続かないわけがないじゃないか、ということで、毎日の手帳記入が継続できるようになった。

転んでもただでは起きない!と思いながらポケモン坂を転がり続けています。少なくともラッキーとベロリンガを捕まえるまではやめられないです…


ということで、1〜3位は通勤時間などの隙間時間の使い方に関連した内容となりましたが、2017年はもっと有益な時間の使い方のできるビジネスマンを目指して頑張りたいと思います。まずは最近全く読んでいない、自己啓発的なリゲイン本を読んで、自分を奮い立たせようと思います。