Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

田島貴男 「弾き語りツアー2021」東京国際フォーラム (配信)の感想

弾き語りツアーは時間を遅らせて家で視聴。最高でした!
フレキシブルな形で見ることが出来るのは嬉しいけど、本当は会場に行きたかったなあ。

セットリスト

1.I WISH
2.ラヴァーマン
3.春のラブバラッド
(MC:久しぶりのホールでゼロから頑張る/このあとは成り行きで)
4.ヴィーナス
(MC:右足のキックと左のタンバリンの説明。タンバリンを忘れて山野楽器に行ったけど無かった話。結局、丸ノ内線お茶の水に行って購入。黒板五郎の帽子を被って)
5.心
(MC:配信ライブはカメラの位置も気になる。ダラダラですみません。奥田民生状態…)
6.ショウマン
(MC:弾き語りの修行としてのディスコグラフィーコンサート。大阪でもやっていない曲…)
7.黒猫
(10分休憩:扇風機の絵)
8.Your Song
(MC:ディスコグラフィーコンサートで自分が忘れていた曲を発見する。『ビッグクランチ』でSFを作っているような気分で作った曲として…)
9.地球独楽
(MC:当時の「歌詞」について語る。今だからこそフィットする曲。昔はシングルというのがありまして…短冊みたいなシングル。そのB面曲。)
10.ティアドロップ
(MC:「キンキラギター」を手に『骨tone BLUES』。アトリエでほぼ一人で作った曲なので、テンションが上がらないのが大変。結果として熱い曲が録れている)
11.築地オーライ
(MC:コロナになって観客の沈黙に耐性がついた。独り言は気にしないで。)
12.接吻
(MC:ラジオ新番組の裏番組が山下達郎。夜は「カバーズ」出演。CD化したい演奏)
13.ミッドナイトシャッフル
(MC:大変な年だがニヤニヤしながら30周年を迎えたい)
14.フィエス
15.R&R(アンコール)

シンプルな感想(Twitter的感想)

一曲目に「I WISH」ですか。力の入らない良い演奏、良い選曲!
春の曲といえば「ラヴァーマン」、そしてタイトルに春のつく「春のラブバラッド」。季節に合わせた、そしてギター弾き語りとして直球の選曲に涙。


3曲のあとは成り行きということで、その一曲目に選んだのは「暑くなってきたので夏っぽい曲」ということで「ヴィーナス」。カッコいい!!
「心」!ディスコグラフィー・コンサートを経てまたグレードアップした感じがします。この曲はブリッジが元々好きなのですが、そのあとの少しピッチを上げての「目覚める命」から最後までの流れは、これは、これはシングル切ってもいいくらいですよ!
「ショウマン」も、ついこの前聴いたばかりだけど、本当に名曲過ぎる名曲。「弾き語り映え」も抜群。ここまでの流れは、ライブ盤を希望したい「オリジナル・ラブ最強打線」です。


やったー!大好きな「黒猫」。しかも超絶技巧!!これはライブ盤決定ですね。「ファッションアピール」の時の「黒猫」どんな感じだったっけ。
「Your Song」もディスコグラフィーコンサートという名の修行の成果でしょうか。聴き惚れてしまいます。この辺は演奏のたびにギターを変えていますね。
ここでも「地球独楽」やるんだ!本人も言っているけど、これを弾き語りで演奏するというのは凄いです。弾き語りに落とし込むときの音の選択が適切ということなのか、音が少ないように聴こえない、不思議な体験です。ディスコグラフィーコンサートの時とは「広がり」が違う。宇宙を感じます。


「ティアドロップ」は、やっぱりメジャー感のある佳曲で、自分にとってはディスコグラフィーコンサートで再発見できた曲。「築地オーライ」は『骨tone BLUES』からとのMCからだったけど、やっぱりCDで聴くよりいいなあ。そして「接吻」はスキャットが好き。
次が最後の曲というような雰囲気を醸して様々な告知をしてからの「ミッドナイトシャッフル」。やっぱりカッコいいじゃないですか!そして盛り上がりも十分。この次がラストなのか?


最後は「フィエスタ」ですね。終わってみれば、カメラの切り替えもちょっと動かし過ぎのところもありましたが、ライブ映像としてもとても良かったように思います。
アンコールは「R&R」で全力疾走。
途中何度か書きましたが、(演奏は完璧なものではないとしても)ライブ盤として残してほしい選曲でした。今後のディスコグラフィーコンサートも楽しみですね。『bless You!』まで行ったら2周目3周目を期待します!

ビッグクランチ

ビッグクランチ