湘南国際マラソンこれまでのあらすじ
湘南国際マラソンは2015年以降、毎年参加している思い入れのある大会。
その足跡を簡単に辿ると、初参加かつ自身初のサブ4達成の2015年大会以来、順調にタイムを伸ばして2018年に待望のサブ3.5を達成。
しかし、かすみがうら(4月)、湘南、さいたまの3レースともサブ4を達成できないという悔いの残る2019年シーズンの後、2年間、大会自体が行われず。
再リセットの2022年は改めてサブ4を目指すというのが3年ぶりの湘南国際マラソンの目標タイムだった。
2022年のラン
2021-2022のランニングのマイブームは、ひたすら「地図を埋める」3年間。
書き出すと長くなるので流すが、ひたすら以下の2冊の走った道路に色を付ける作業*1に熱中していた。
今年一番遠くまで走ったのは、おそらく羽村。一時期、毎週のように高尾*2に行ったりもしていた。
毎週末土日合わせて35~40キロ(片方が20キロ強、片方が20キロ弱くらいの組合せが多い)走るのが完全に定着した。
そして湘南へ
今回、初めてマイボトル・マイカップの大会*3に参加するということで、それ用のギアをいくつか揃えたのだが、色々と試して発見があった。
最初は、特にiPhoneの充電池入れ替え前に、充電器を持ちながら走る上で重宝していたリュックがあったので、マイボトルは、少し縦長のものを用意して、リュックの持ち手部分のポケットに入れて走ってみた。
リュックはアシックスのだけれど今は廃番か?こんなやつ↓ところが、専用のものではないためか、自分の持っているリュックでは400㎜の水を入れた場合、バッグの揺れが大きく、首が擦れることが判明。マフラータオルを首にかけて避けることも出来たがしっくり来ないので、別の方法を採ることに。
そこで購入したのがパンツ。
今年は自転車(持ってないけど)のマイブームがあったので、何でも背中のポケットに入れられそうなサイクルジャージは欲しいなあ(自転車持ってないけど)、と思っていたところ、腰回りに360度ポケットを配置するこのデザインは大納得。ただ、購入したのは黒だが、それ以外の色のパンツは「腹巻」感が強いのでどうか。
その後、湘南国際マラソン事務局からTシャツと合わせてマイボトル、マイカップを送られてきた。
マイボトルは事前に買ったものより蓋が無い分使いやすく、パンツの後ろ側ポケットにマイバトルを入れる定番スタイルはこれ以外考えられないものとなった。*4
なお、それ以外に、通常走っているときに360度ポケットに入れていたものはファミマで買う羊羹2個(大体1個しか食べない)とパスモのカード。マイカップも特に問題なく入れられる。
www.shonan-kokusai.jp
そして、今回の強化で最も大きいのは尾根幹*5コースの開発。
もともとは、ロードバイクが欲しい一心で、サイクリストたちが集まる尾根幹線を、「自転車見ながら走れるのは楽しいのでは?」というストーカー視点で走り始めたもの。しかし走ると、メリットがたくさんあるコースだった。
- 基本的に一本道なので走りに集中ができ、それほど信号待ちが多くない。
- 元々、自転車の人もそれ目的なのだが、高低差が大きく足が鍛えられるコース。
- ランナーは勿論、歩行者も多くない。
- ゴールまでのコースがさらに集中できる。
- ゴールの橋本駅から自宅まで京王線で一本で帰れる。
ゴールの橋本駅に向かうまでのコースは、以前は「境川にぶつかってから住宅街を通る」形にしていたが、「尾根幹は途中で曲がって相模原駅→橋本駅」に変えることで、ラスト2キロくらいを見通しがよく人の少ない線路沿いを集中して走れるようになった。しかも距離が少し増えて25キロ程度としたのがちょうどよい負荷で、このコースは本当に良かった。
特にレース直前のトレーニングでの伸びが驚き。(それにしても本当に律儀に毎週走っている!)
- 10/22:キロ5分44秒(橋本駅直行コース)
- 10/30:キロ5分38秒(相模原経由コース)
- 11/6:キロ5分31秒
- 11/12:キロ5分10秒
- 11/20:キロ5分5秒
- 11/27:キロ4分58秒
これはサブ4(サブ4は1キロ5分40秒ペースくらい)は間違いなく達成できる!
目指すは3時間40分だ!(そしてそれは達成可能だ!)
...と張り切ってしまった自分の気持ちは今でもよくわかります。
それでは実際には湘南(を走り終えた自分の心)は晴れていたのか?
(つづく)
*1:元々、喜国雅彦さんのマラソン本で知った「白地図つぶし」に端を発する。→走る楽しみが増える本〜喜国雅彦『キクニの旅ラン―走りたおすぜJAPAN!』 - Yondaful Days!
*2:高尾山チャレンジ+武蔵陵墓地+映画『LOVE LIFE』聖地巡礼。聖地巡礼は良かった!
*3:給水ポイントで発生する大量のゴミを減らすため、給水ポイントに紙コップを置かず、ランナーはあらかじめ飲料を持ち運ぶほか、給水ポイントで自身が持ち寄った容器に飲み物を入れる
*4:これまで20キロ走るときは10キロ走ったところでコンビニにピットインすることが多かったが、脚を止める必要があるほか、その場で飲み終えるのでどうしても飲み過ぎてしまうデメリットがあった。マイボトルの場合はどちらも解消できる。
*5:尾根幹を初めて知ったのは、高千穂遙の自転車本を読んで。これまでほぼ並行して走る「よこやまの道」という遊歩道を愛用していた。自転車の人たちは、そこから津久井湖(城山ダム)や相模湖(相模ダム)に行くようですね。→https://www.sbaa-bicycle.com/sbaa_sp/course/one.html