Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

2022年上半期の振り返り(鎌倉関連、SF、映画、そのほかのベスト)

5月以降は特に定期的に更新が出来たこともあり、上半期振り返りをしようと思い立ちました。
上半期は大きな傾向が3点あり、この3点に沿ってそれぞれのベストを挙げます。

  • 『鎌倉殿の13人』関連の、源平合戦鎌倉時代の本が多い
  • なぜか珍しくSFが多い
  • 映画をそれなりに見た。

『鎌倉殿の13人』関連ベスト

北条義時関連の新書2冊、学習漫画2冊から小説、アニメ、そして映画(犬王)まで、と多ジャンルにまたがり、色んな作品に触れましたが、ベストはやはりこの作品です。

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実際、勉強になりエンタメとしても読みやすく、このタイミングでなければ読まなかったという点は大きいです。
『鎌倉殿の13人』は、先週、源頼朝が死に、これから「鎌倉殿の13人」体制が成立し、その後、本格的な権力争い、という流れになるのでしょう。
まずは、関連新書を読んで予習しておきたいですが、合わせて『宗像教授』シリーズなど、伝奇的な方向の本にも手を出していきたいです。

SF関連小説ベスト

久々に上下巻のハードカバーSFを買って読んだということでは断然『プロジェクト・ヘイル・メアリー』なのですが、自分の文章が、本の紹介としてしっかり機能している(再読したくなった)という意味では以下です。

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この本は短編集でもあり、読みやすく、誰にでもオススメしやすい本です。
ただ、本好きとしては、もう少し重厚なものも読んでみたいので、『プロジェクト・ヘイル・メアリー』を読んだ勢いで、とうとう積読棚の中から『三体』を取り出すときが来たな…と思っています。

映画ベスト

上半期は珍しく月一本くらいの本数で映画を観ています。『香川1区』『コナン』『死刑にいたる病』『シン・ウルトラマン』『犬王』『トップガン』『マイスモールランド』、あと、感想を書いていない『ウエストサイドストーリー』で8本。
このうち映画館で見て良かった!という意味では断然『トップガン マーヴェリック』ですが、やはりこちらでしょうか。

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文章中でも挙げていますが、『家族を想うとき』と鑑賞後の感覚が似ています。
映画の中で「一件」が全然「落着」していない。いや、そもそも「映画の中」の話ではない。その意味で、映画で見た家族は、地続きの世界で今も暮らしているはずだし、自分の脳内世界でも生活をしています。今度、関連するニュースを目にしたときに、彼らのことを確実に思い出すでしょう。そういう映画体験は、意識して増やしていきたいと思いました。

そのほか

音楽は、それほどたくさん聴いているわけではないですが、実質的に聴いている回数では、宇多田ヒカル、中村佳穂、フィロソフィーのダンスの新譜が上半期のヘビーローテーションということになりそうです。

が、高校サッカー青森山田高校の話と、橋本絵莉子の楽曲が、自分の中では非常に対照的に捉えられた、という意味で、タイミングの妙が面白い以下の文章が個人的に好きです。

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お正月から半年経ってしまったのか…。
下半期は、あるスポーツ関連に少し手を出そうと思っているので、本や映画にとどまらず、世界を広げていきたいです。