Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

落語を読んで「タイガー&ドラゴン」をもっと楽しむ@Excite Books

明日の放送開始を前にして「キター!」な特集です。
充実しすぎていて、とてもすぐには全部読めないのですが、初回のネタは「芝浜」だというので、今からあらすじだけでも予習しましょう。

<あらすじ>腕はいいのに酒ばかり飲んで働かない魚屋・勝五郎。今日こそ働かせようと女房は勝五郎を叩き起こして芝の魚河岸へ送り出した。勝五郎が浜で一服していると、足元に大金の入った財布が。これで働かなくてすむと大喜びで家に帰ってドンちゃん騒ぎ。明くる朝、前日と同じように起こされた勝五郎は拾ったお金のことを言うが、女房は夢でも見たのだといって取り合わない。反省した勝五郎は生まれ変わったように稼業に精を出し、3年後には小さな店をもてるようになった。大晦日の夜更け、勝五郎がお茶をすすっていると、女房が大金の入った財布を取り出す。「夢じゃなかったんだよ、お前さん」あのままでは酒浸りになってしまうと、心を鬼にしてだまっていたのだという。これを聞いた勝五郎は感激、涙を流して女房に礼を言い、酒を口まで運んでピタリとやめた。「また夢になるといけねえ」