2022-12-01から1ヶ月間の記事一覧
2022年上半期はまとめをしたので下半期もまとめをしようと思います。 下半期は大きな傾向がいくつかあります。 自転車関連マイブーム(本) 引き続きフェミニズム関連(本) ドラマを多めに見た 映画をたくさん見た pocari.hatenablog.com 自転車関連ベスト …
生まれつきの聴覚障害で両耳とも聞こえないケイコは、再開発が進む下町の小さなボクシングジムで鍛錬を重ね、プロボクサーとしてリングに立ち続ける。嘘がつけず愛想笑いも苦手な彼女には悩みが尽きず、言葉にできない思いが心の中に溜まっていく。ジムの会…
「感動ポルノ」と向き合う: 障害者像にひそむ差別と排除 (岩波ブックレット NO. 1058)作者:好井 裕明岩波書店Amazon 今回読んだ好井裕明さんのブックレットは、タイトルに書かれている『「感動ポルノ」と向き合う』という主旨が独特で、そこに自分はとても共…
「井上雄彦の絵がそのまま動いているアニメ」そうなんだろうな、と思って、わかって見に行って、まさにそうとしか形容のできない映画が出て来て、わかっていたのに衝撃を受ける。 実際に見るとしょっぱなから心を奪われ、手書きキャラクター5名が向こうから…
いろいろと結びつけて書きたい作品や本もあるけれど、まずはシンプルに感想を。 最終回の感想 最終回は、求めるハードルが低かったこともあり満足しました。(ハードルが低くなったのは前回までで、前半で提示した全部を解決する気はないんだな、ということ…
湘南国際マラソンこれまでのあらすじ 湘南国際マラソンは2015年以降、毎年参加している思い入れのある大会。 その足跡を簡単に辿ると、初参加かつ自身初のサブ4達成の2015年大会以来、順調にタイムを伸ばして2018年に待望のサブ3.5を達成。 しかし、かすみが…
『パラサイト 半地下の家族』でアカデミー賞®4冠に輝いたポン・ジュノ監督が、審査員長を務めた2021年ヴェネチア国際映画祭での最高賞受賞を皮切りに、世界の映画賞を席巻。決して見逃せない傑作が、ついに日本にも衝撃の嵐を送りこむ!舞台は1960年代、法律…
日本の中絶 (ちくま新書 1677)作者:塚原 久美筑摩書房Amazon小説『僕の狂ったフェミ彼女』で取り上げられていて気になった「中絶」の問題。 もう少ししっかり勉強したいと思って読んでみたのが、今年8月に出た本書。目次は以下の通り。 第1章 なぜ中絶はタ…
ベルリンは晴れているか (ちくま文庫)作者:深緑野分筑摩書房Amazon 1945年7月、ナチス・ドイツの敗戦で米ソ英仏の4カ国統治下におかれたベルリン。ドイツ人少女アウグステの恩人にあたる男が米国製の歯磨き粉に含まれた毒による不審死を遂げる。米国の兵員食…