Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

牛の糞が出てこなくても「さるかに合戦」として認められるか

ようたは、最近、本屋に行くと、回転書棚がお気に入りで、棚を回したり、思い思いの本を立ち読みしたりしている。 当然、そういうところにある絵本は、偕成社とかポプラ社とかの「ブランド物」ではなく*1、知らないメーカーがつくった「アニメえほん」シリー…

最近、安野光雅に興味が湧いてきた。森毅らと携わった「美しい数学」シリーズなどは、「美しい」の流行を20年も昔から先取りしたクールな絵本だと思う。→例えば3びきのこぶた (美しい数学 (6))

シェイクスピア『オセロ』

オセロ (角川文庫クラシックス)作者: ウィリアムシェイクスピア,William Shakespeare,三神勲出版社/メーカー: 角川書店発売日: 1996/10メディア: 文庫この商品を含むブログ (2件) を見るあまり期待しないで読んだら、意外に現代的でわかりやすく面白かった。…

アサヒの発泡酒「贅沢日和」のCMの長谷川京子がとてもいいです。→コチラ これまで全然意識しない女優さんだったのですが、大河ドラマ『功名が辻』の細川ガラシャ役も怪しい感じで好印象だったことを考えると、やはり和服効果か。

いじめ問題と「ブワーッといこうぜ!」

いじめ問題について、引用メインで少しだけ。 「逃げる」という選択肢を提案する人が増えていると感じる。いいことだ。武田鉄矢や石原や曽野綾子や戸塚ヨットスクールの校長みたいな考え方の人間ばかりだったらやりきれない。 kmizusawaさんのいじめ問題に関…

試験勉強のため、12月中旬まで、しばらく更新が滞る予定です。 更新頻度が高い場合は、何かから逃げている可能性があります。

ぽっどきゃすてぃんぐ落語まとめて

ぽっどきゃすてぃんぐ落語も、過去のものも含めて結構聞いているので、まとめて感想を。 「後生鰻」 林家きくお 「壺算」 柳家さん弥 「子別れ」 三遊亭歌彦 「粗忽の釘」 古今亭朝太 「紺屋高尾」 立川笑志 まずは「紺屋高尾」と「子別れ」。 どちらもよか…

スガシカオの方程式(6)〜オシム流〜

ここ最近は、10年間を振り返るbridgeの特集を見たり、過去のネット上のインタビューも見たりして、スガシカオについて書きたいことが増えた。そこで、上手くまとめようと思ってネタを温めてしまうのが自分の悪い癖で、ある程度リズムよくアウトプットしない…

azecchiさんのページ特集が組まれていましたが、確かに、チョン・ジヒョン、可愛すぎます。 僕はこれが好きです。 猟奇的な彼女もよかったので、他の映画も見てみたい。

蛇の回転

直線なのに曲がって見えたり、四角形が揺れて見えたりする視覚の錯覚(錯視)の研究で、北岡明佳・立命館大教授(知覚心理学)が7日、色に関連した科学や芸術の研究に貢献した人に贈られる「ロレアル 色の科学と芸術賞」の金賞に選ばれた。 たまたま図書館…

DASH村

今日の鉄腕DASHは良かった。 ソーラーカー団吉もいいのだが、やはりDASH村あっての鉄腕DASH。 ときどき、やっぱり「ダーウィンが来た」を見るべきだったと後悔するときもあるのだが、今日は満足感でいっぱいの内容。 今回のテーマは「はちみつ」つまり「養蜂…

「分析できないからこそ、重要なもの」

もっとも重要なことは、数字で分析できない深部にこそ、分析できない分析にこそ、もっとも重要な考察がなされなくてはならないということだと思う。 しばらく前から、久恒啓一の著作をよく読んでいる。仙台アエルで講演があるというので、先日、会社帰りに聞…

くまと月

ようたが、みんなのうたの「ぼくはくま」に嵌っている。 ふと気がつくと、「くま、くま、ぼく、くま」と歌いだし、「くま、見る」とリモコンを持ってきてビデオの再生を要求し、ビデオが終わると、「もう一回、見る」と延々繰り返す。 そんなこんなで、奥さ…

気になる本のタイトル

ここ数年、読者の「読もう」という気持ちを引き起こす戦略なのか、問いかけのかたちになったタイトルの本が多数ありますが、このタイトルにはびっくりしました。ランニングシャツを着ている田中部長はなぜ仕事ができないのか―人事部長が明かす仕事のできる人…

小ネタをいろいろと。

Kへの手紙

お久しぶりです。 仙台は、ここ数日で急激に寒くなりましたが、そちらはどうですか。 早いものでもう一年が経ちます。 何だか自分はあまり変わりません。変わらずに健康という意味では幸せなのかもしれないけど、あまり成長していない。体重は減ったのは多少…

オリジナル・ラヴ『東京 飛行』参考図書一覧

曲名からインスピレーションを受ける本を積読形式で並べる企画。 インスピレーションを受けないものはamazonで検索。 秋の夜長という時期はもう過ぎたかもしれませんが、是非、これから読む本の参考にしてください。僕もします。 1. ジェンダー バックラッシ…

夏に受けた試験、筆記試験が合格していました。お世話になった方たちのおかげです。 面接試験が控えているので引き続き頑張ります。

オリジナル・ラヴ12/6発売のアルバム『東京 飛行』収録曲について

『東京 飛行』収録曲が明らかになりました。 前回のように曲名予想をしようとおもっていたので残念です。*1 1. ジェンダー 2. オセロ 3. 2度目のトリック 4. 髑髏 5. カフカの城 6. 13号室からの眺め 7. 明日の神話 8. ZIGZAG 9. 夜とアドリブ 10.遊びたがり…

100sニューシングル「希望」は「来春リリース決定」とのことだが、この時期に発表されると「新春」のことか、と期待してしまう。というか立春は2月だし、まさか4月ということはないよなあ・・・。というのが僕の「希望」→http://www.100s.jp/

テレビとお笑いと子どもへの影響について

数日前の、昨日の風はどんなだっけ?で、みのもんたの朝の番組で取り上げられたお笑い批判について取り上げられていた。 toroneiさんの意見は納得できるもので、その時点では、特にエントリを書こうとまでは思わなかった。しかし、これについてのはてブコメ…

シンセミア3巻買いました。のっけから滅茶苦茶な展開です。

阿部和重『シンセミア』★★★

シンセミア〈1〉 (朝日文庫)作者: 阿部和重出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2006/10メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 58回この商品を含むブログ (100件) を見るシンセミア〈2〉 (朝日文庫)作者: 阿部和重出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2006/10メ…

東野圭吾『手紙』★★★★

手紙 (文春文庫)作者: 東野圭吾出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/10/01メディア: 文庫購入: 19人 クリック: 174回この商品を含むブログ (528件) を見る解説で井上夢人が言うように「重い」話である。 今回手に取った理由は『シンセミア』(1・2)の口直…

いまさらですが、朝のサンデープロジェクトで、初めて、伊吹文明大臣(文部科学省)が長時間喋るのを見ました。*1かなりの悪印象の理由は、表情、姿勢、話の内容だろうか。現内閣の課題として、教育再生の優先順位が高いことには疑問を持っていたが、この人…

10月を振り返る

これから一ヶ月ごとに自分の生活とブログの内容を振り返ることにした。 編集後記みたいになれば読みやすいが、自分のメモ程度に思いついたことを書き連ねたため、完全にひとりごとの世界。 今年もあと二ヶ月。 読書 久しぶりに小説(シンセミア)を読んだの…

最も説教したい平仮名は「ぁ」。 時東ぁみの「ぁ」。

スガシカオの方程式(5)〜現在・過去・未来〜

先のエントリでは、聞く人の共感を得やすい手段としての(性格の)「二面性」を取り上げた。 しかし、よく考えてみると、このように「多角的に見ると深みが出て共感度が増す」というのは、時間的な観点を考えてもよく当てはまることに気づいた。 話は飛ぶが…

先日、仕事で山形県鶴岡市に行く機会があったが、観光案内所に立ち寄ると、藤沢周平*1の名の入ったパンフレットが溢れんばかり。藤沢周平を読んでいない鶴岡人は相当つらい目に遭うのかもしれない。(僕は読んだことないので、読もうと思いました。というか…