Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

オリジナル・ラヴの忘れられない「元ネタ」

事務所移籍の話もあやふやなまま、ファン唯一の情報源である田島貴男のVoiceが、世捨て人*1のようなテンションで続く中*2、いつもオリジナル・ラヴについて変わらぬ愛情を寄せるhiroharuさんが「元ネタ」関連のエントリを挙げていたので、自分も便乗。
オリジナル・ラヴの元ネタといえば、個人的に思い出深いのは、珍しく情報を知るよりも早く元ネタの存在に気づいた「ペテン師のうた」*3。結構売れていたコンピの一曲を聴いてピンと来たときは嬉しかった。が、これはよくあるリフなので、「パクリ」というわけではなかったのだろう。
そして、もうひとつ忘れられないのは、昔、田島貴男が持っていたラジオ番組で、ゲストが元ネタ曲をかけた「サンシャイン・ロマンス」(このときはFifth Dimensionの曲ということだけを覚えていた)。これは衝撃的に似ていたので、再度聞いてみたいと思い、後日、Fifth Dimensionのベストアルバムを購入するも、入っていなくて残念に思い、その後、忘れたままになっていた。


しかし、今回、YouTubeで検索*4してみると、ありました思い出の一曲。あの、ラジオでしか聴けなかった曲が歌詞とイメージ画像?まで付加されて蘇って嬉しい限り。
初めて聴く方は心して聴いてください。(笑)

一応、オリジナル・ラヴ「サンシャイン・ロマンス」のリンクも↓

で、聴けばわかるとおり、これについては、明らかに「パクリ」(笑)であることについては疑いの余地なし。ここら辺については、異常に詳しいWikipediaに、ラジオ番組でのやり取りまで載っていて嬉しい。

この曲は田島貴男が、自身の番組[3]で、メロディーは異なるがフィフス・ディメンション(The Fifth Dimension)の「It’s a Great Life」[4]とイントロでのブラス・アレンジの類似性を指摘され、それについて田島は「これ(『It’s a Great Life』)は金管系で組んであるんですけど、『サンシャイン ロマンス』はね、三管のサックス…木管が入ってますんで」と、答えていた。

なお、ここで、パクリだオマージュだ、という話を蒸し返すつもりはありません。
単純に、サンシャイン・ロマンスも、Fifth Dimensionもいい曲で、両方知ることができた自分は幸せだなあ、と思うだけです。

*1:良くも悪くも世捨て人としかいいようがありません。少なくとも、普通のミュージシャンの公開日記ではないと思う。

*2:ちょうど最近、「撮影」の情報があったところではあるが・・・

*3:詳しい情報はUnOfficialのページ

*4:音楽好きにとってYoutubeの扱いは、微妙なものがあると思う。自分としては、(1)新曲のプロモーションになる(2)古い曲への関心につながる、ということで、好意的に見ている。ただし、強い確信をもってブログにリンクを貼ったりしているわけではないのも確か。