Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

吾妻ひでお『うつうつひでお日記』★★★

うつうつひでお日記 (単行本コミックス)

うつうつひでお日記 (単行本コミックス)

昨日試験終了。
帰り道にHMVに寄って我慢していたkokua『Progress』を購入。
ついでにステレオラブの新しいのが出ているのを見つけてこれもget。
さらに、ジュンク堂書店で、これも我慢していた吾妻ひでおうつうつひでお日記』購入。
まあ、ストレス発散として、一気に買うのもたまにはいいでしょう。
  
家に帰ってご飯を食べる。お好み焼き。
ようたは熱があったのだが、何とかご飯は食べて、珍しく早めに寝かせることができた。21時。
その後、一人起きて『うつうつひでお日記』読んで、kokua聴いて、ネットを見る。
yahoo動画のスガシカオ特集が充実しており、しばらく見てしまう。
古いライブの映像が多く、「SPIRIT」などお気に入りの曲も含まれていたので嵌る。
それにしても吾妻ひでおの読書量はすごい。1日1〜2冊。
評価は○△でつけているのがほとんどだが、何故か膨大な量の書評の中で、桐野夏生『アイムソーリー、ママ』だけ◎。気になる。あと、『さまぁ〜ずの悲しい俳句』も気になる。
久しぶりに、「スーパーサッカー」見て、駒野のテレビ慣れしない振る舞いがツボに入る。
試験関係の後処理して3時就寝。(珍しく夜更かし。)
 
ということで、『うつうつひでお日記』調に書いてみました。
しかし、この本。
ご飯は何を食べて、テレビでお笑いタレントの採点して、仕事のやる気を失って寝て、起きて本を読んで図書館に散策しに行って、帰りに本屋で立ち読みして、レンタル屋で漫画を借りて、SF本を2冊読んで寝る・・・・みたいな内容が、延々と続く、という話。それでも読ませるのは漫画の力というところもあるんだろう。ただ、人がどんな本読んでいるか?に興味を持てない人にとっては、この本読むのは苦痛だと思います。
あと、断酒会だけじゃなく、断ロリ会に入っている、というのがバカだが、美少女?イラストが多数含まれているため、ロリコン的なものを全く受け付けない人にもオススメできない。
それにしても、ときどきチラチラ出てくる奥さんはどんな人なのか、ちょっと知りたい。

kokua『Progress』

Progress

Progress

テレビで数回聴いていたが、改めて聴くと、これはいい。
歌詞が、これまでのスガシカオにないくらい真正面。
ミスチルではないのか?と思ってしまうくらい真正面。
今回の、スガシカオ名義でない作品発表の機会に合わせて、わざわざこういう詞にしているのかもしれない。

ずっと探していた 理想の自分って
もうちょっとカッコよかったけれど
ぼくが歩いてきた 日々と道のりを
ほんとは“ジブン”っていうらしい

世界中にあふれているため息と
君とぼくの甘酸っぱい挫折に捧ぐ・・・
“あと一歩だけ 前に 進もう”

カラオケで自分に酔いながら歌っている人を見て、うざいと思う以上に、自己嫌悪に陥る。そういうアンビバレンツな感じがミスチルソングの醍醐味。
kokua「Progress」は、そういうミスチルソングの要素が120%詰め込まれている。
でも、二番のサビはもっとこそばゆい感じなんです。知りたい人は是非、実際、聞いてみてください。
カップリングの「街角」は「智恵子は東京に空がないと言う」(あどけない話)のトリビュートソングだろうか?こちらはスガシカオらしく“景色”が見えてくる歌。
三曲目は、驚きのポエトリーリーディング。でもこれは失敗だと思う。喋り出しの部分にスガシカオの羞恥心が見えるから。
で、kokuaは、スガシカオ以外は、小倉和博(山弦)、根岸孝旨(Dr.Strange Love)、屋敷豪太がメンバーということなのですが、申し訳ありません。今回は、音楽的に細かい話はできません。スガシカオ名義のときとの違いがそれほどあると実感できませんでした。
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ということで、歌詞に特化したコメントだったが、やはりスガシカオの作詞能力は凄いものを感じる。聴いてよし、歌ってよし。それが何故「Real Face」なのか(またかよ)。
嵐に提供した映画ハチクロ主題歌の『アオゾラペダル』をミュージックステーションで見たが、なかなかどうして素晴らしい曲だった。こちらもカラオケで歌いたいくらい。*1
何だろうか、KAT-TUNは嫌いで、嵐が好きなのだろうか?それともB'zの松本孝弘*2が嫌いなのだろうか?
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なお、スガシカオがリリースラッシュなので、整理のために書き留めておきます。

8.10(木)NHK総合「プロフェッショナル 仕事の流儀」
8.16(水)ロックロックこんにちは! in 仙台 (これは行かない)
9. 6(水)ニュー・シングル&アルバム同時発売
9.13(水)『福耳 THE BEST WORKS』
10.23(月)Shikao & The Family Sugar TOUR '06@宮城県民会館(これは妻了承済み)

このうち、今週のNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」はシカオファン以外も必見なので是非みてください。

さらに、Jポップ屈指のヒットメーカーであり、主題歌Progressの作詞作曲、ボーカルを担当したスガシカオが登場。会社勤めを辞め、音楽の世界に飛び込んだ無名時代、いかに壁と向き合ったのか掘り下げていく。kokuaによる主題歌のバンド演奏も披露、「あと一歩だけ前に進もう」とメッセージを送る。

60分の拡大版で、全体テーマは「ひるまず 壁に立ち向かえ〜プロフェッショナルの逆境克服法〜」で、後半部がスガシカオ特集のようです。しかし、この番組は、ほとんど見たことないのですが、8・10のタイトルだけ見ると、ビジネス書みたいだな。あと「日経アソシエ」とか。
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そのほか、福耳は「オフィスオーガスタ所属アーティスト同士のスペシャルコラボレーション楽曲を網羅した全12曲」ということで、未発表の曲目にも一応期待。
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そして、ニューアルバムは『PARADE』。パレードは、やはり谷村有美「パレード・パレード」、次点としてシュガー・ベイブ「パレード」もしくはcornelius「LOVE PARADE」だという自分としては、スガシカオのイメージから遠く離れた言葉であるように聞こえる。ジャケも何だか爽やか。(amazon:したの画像は8/6現在、画像なし(イメージ写真)。公式頁は画像あり。)
PARADE (初回限定盤)(DVD付)
しかも、同時発売のニューシングルは『午後のパレード』と、輪をかけてスガシカオらしくない。キリンジがかせきさいだあに提供した「午後のパノラマ」をイメージしてしまうが、一体どんな曲なんでしょうか?
午後の〜も含め、5枚のシングルを入れたせいもあり、完全な新曲は12曲中6曲だが、2年半ぶりということで、期待度大。
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ちなみに、大英断でアルバムに入らなかった「秘密結社」は『DEATH NOTE TRIBUTE』の方に入っていることを知った。まさにデスノートの内容通りの曲だったので、収まりがいいと思う。
なお、このトリビュートアルバム、なぜか、松浦亜弥の1stアルバムから「私のすごい方法」が入っているが、これは物凄い名曲で、この頃は彼女もアイドルサイボーグなんていわれていたんだよなあ、と遠い目になる。

*1:ただ、モー娘。でいう「センター位置」を取った桜井君(ハチクロ竹本役)のソロ部分がちょっと不安定・・・

*2:KAT-TUN「Real Face」は作詞スガシカオ、作曲松本孝弘、「アオゾラペダル」は作詞作曲スガシカオ