Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

日本の風景

昨日書いた文章は、まとまりがなく、久しぶりに後悔するエントリだったのだが、さらに上塗りをする。

「儲けること=悪」という発想が貧困であることは承知です。しかし、この飽和状態の地球社会において、何を重視して何を行っていくことがベターであるか?という発想がないことが何よりも問題だろうと思うのです。確かに、NGOが雨後の竹の子のように増えるよりも、企業が増える方が税収も増えるでしょう。しかし、「社会的責任(CSR)」という言葉が多用される社会において、まずはその問題の背景を考えることが何よりも重要であり、それであって、乗り越える力を育むことが何よりも大切だと思います。

そういえば、ここの文章にもインスパイアされる部分があって、書いたのだった。(ここだけ読んでもよく分からないと思うので、リンク先の文章を読んで欲しい)
民主主義にしても資本主義にしても、はたまた公的機関の民営化にしても、万能な策というのはあり得ず、そういった処方箋とは別の次元に非常に重要な要素があることを忘れてはならないと思うわけです。そういう意味で僕が今気になっているのが、「日本の風景」で、それは通常の資本主義では、規制緩和では救えないのではないか、という危機感だけを書いた文章だったのです。もう少し突っ込んで書きたいのですが、知識が不足しているので、勉強します。