Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

柳ヶ瀬(8/13)

鵜飼いの日の昼は、陽太を実家に預けて、久しぶりに二人で岐阜の繁華街柳ヶ瀬*1へ。
映画を見る予定でしたが、皇帝ペンギン(本命)も、チーム・アメリカ(穴)もクロマティ高校(大穴)もやっていなかったので、カラオケに行きました。*2
さて、柳ヶ瀬を見て、奥さんが「廃れた」と繰り返していました。確かにあちこちに見られる「○月○日をもって閉店しました。」の貼り紙の日付が、最近ならまだいいですが、ひどいのになると3年前。中心部?の高島屋周辺は、それほどでもありませんでしたが、これこそまさに「空洞化」が進んでいるという状態なのかもしれない。
並ぶ店舗の中で気になったベンチャーマート柳ヶ瀬は県立岐阜商業が運営しているみたい。
http://www.kengisho.ed.jp/gakka/ryubi.htm
帰りに本屋に寄ると、靖国関連書籍の横に矢作弘『大型店とまちづくり』という、そのときの自分の問題意識にぴったりの本があったので『嫌韓流』と一緒に即購入。
 
さて、帰ってインターネットで調べると、柳ヶ瀬の衰退とは別の問題になりますが、うちの奥さんが大きな誤解をしていたことに気づきました。
柳ヶ瀬への行き帰りはバスを利用したのですが、バスの走る大通りの中心には、路面電車の線路が通っています。先日、仙台の市電保存館に行ったときも、奥さんは岐阜には今もチンチン電車が走っている、と言っていました。しかし、バスを待つ15分くらいの時間の間、一度も電車は目の前に現れません。そのときに気づくべきでした。
名鉄が運営する岐阜市内の路面電車3線は2005年3月いっぱいで廃止されていることに。
さて、それだけにとどまりません。
NPOや関市の企業が再開に向けて動いていたりと8月現在でもいろいろ動きがあるようです。
http://angel.ap.teacup.com/trust/
路面電車/LRTはヨーロッパなどで見直しの動きが盛んで、CO2削減など環境面の利点だけでなく、都市再生からバリアフリーまで、いいことづくしのように言われており、地方のLRT導入については国が積極的に支援することになっているはずです。それに逆行*3するような、岐阜市路面電車の廃止、そして見直しについては、非常に興味があります。
 
柳ヶ瀬と路面電車については以下のページのQ&Aが参考になります。
http://www.urban.ad.jp/home/yaman/voice.htm
また、柳ヶ瀬については、以下のブログなども面白いと思いました。
http://blog.ayupro.com/?cid=15183

*1:美川憲一の柳ヶ瀬ブルースで有名。僕はこの曲知りません。

*2:試してみたものの100sは全く歌えず。難しすぎます。◎はYUKIの「ハローグッバイ」

*3:とは言え、採算が合わない、ということなのでしょう。