Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

岡本太郎と縄文展

土曜日に、ようたと一緒に「地底の森ミュージアム」に行った。
http://www.city.sendai.jp/kyouiku/chiteinomori/
ここに来るのは、もう3度目くらいになるが、2/28から「岡本太郎と縄文展」という特別展示をやっているので、これが目当てなのだ。(3/26まで)
とはいえ、博物館自体のキャパシティがあまり無いだけでなく、スペースの9割は常設展示が占めているため、企画展のスペースは非常に狭い。しかし、狭いながらも特徴的な作品が多く、TAROを十分堪能した。
展示された太郎自身の言葉にもあったが、岡本太郎は「顔」への執着が強く、ほとんどの作品には目や鼻がついているので、非常にわかりやすい。ようたも代表作の「河童像」なんかを長いこと見上げていた
縄文土器にも面白いものはあったが、いかんせん数が少ない。もう少し広いスペースでたくさんの作品(出土品)を、ストーリーを意識させるような展示の仕方で並べれば、もっと知的興奮を得ることができたかもしれない。*1まあ、いずれにしても、ようたと一緒だったので、あまり集中して鑑賞できなかっただろうが。

岡本太郎は、1950年代に上野博物館で縄文土器の美しさに魅せられ、自ら発見した「縄文の美」を広めるため尽力したというが、僕自身が岡本太郎を「発見」したのは、この日記でも何度か書いたように、田島貴男(と中村一義*2によるところが大きい。
ちょうど3/7に仙台でのオリジナル・ラヴのライヴ*3を控えており、このタイミングで、こういう企画展が行われるのは個人的には感慨深い。大々的に宣伝しているので、明日(3/7)の昼あたりには田島貴男自身も行くんじゃないだろうか。学生だったら張っていたかもしれないが、さすがに社会人なので、それはやめておく。
さあ、明日はライヴだ。
今チケットを見ると9列目ということで発売日からだいぶ遅れて取ったにしては、良い席。しかも、妻情報によれば、先週末の段階で「好評発売中」のテレビCMがあったとのこと。おそらく当日券も出るのだろう。空席が目立つようだと残念なので、仙台在住の音楽ファンは是非明日はZEPP仙台へ!

*1:星野之宣『宗像教授伝奇考』の絡みで、その時代にも興味が出てきたところなのだ。

*2:TARO、田島、中村の3人の接点については、こちらなど。→http://d.hatena.ne.jp/rararapocari/20041107#OL

*3:各所からの情報によれば、岡本太郎にちなんだ新曲が披露されるとのこと!!