Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

オリジナル・ラヴ ツアー補足

振り返って二言三言。
昨日のツアー、やっぱり、「或る逃避行」〜「Let's go」の流れが最高によかったので、音源化してもらうよう、持ち帰ったアンケートを書いて送りつけようと思ったが、アンケートが見つからない。よく考えたら、回収もしていなかったようだし、そもそも配布していない?ホームページにメールすればいいのか?
そういえば、ツアーグッズは、Tシャツ(1デザイン)のみだった。近くに座った少し僕よりも年上に見えるお客さんは「ツアーパンフがあれば買うのに・・・」と言っていたが、確かにTシャツのみは、ちょっと寂しい。そしてそのTシャツもデザインが・・・(略)。よく考えると、スガシカオ中村一義は、Tシャツを買ったことがあるけど、結局OLのTシャツは一度も買ったことがない。ただ、「FireWalking」ツアー(日比谷野音)では、タオルを買った。このタオルはとてもかっこよくて満足。使用してます。
さて、おまけではなく、ツアー本編にひとこと言いたいのはコーラスについて。田島貴男が格段に歌が上手くなっている中、そろそろコーラスも、木暮君の荒々しいコーラスでは役不足になってきたのではないだろうか。今回、「青い鳥」なんかは、アルバムどおりのアレンジだったと思うが、それだけにサビのコーラスが無いのがすごく気になった。具体的にはファミリーシュガーみたいに女性二人をババンとつけてほしい。もしくは(いろんな意味で)女性二人分ということで真城めぐみをつけてほしい。

ビートルズがカヴァーした曲のカヴァー

コメント欄でいろいろ貰っているように、茶化した→王様、という線は確かにありますね。
ただ、当の王様自身も、ビートルズについては、カバーができないことに頭を悩ませたようです。

内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
直訳ロッカーの王様は、ビートルズをやるのが長年の夢だったそうだが、オリジナル曲は原語以外では禁止されているという。ならば“ビートルズがカヴァーした曲のカヴァーならどうだ!”ということになり、念願のリリースにいたったのだ。つまり、収録曲は「長身サリー」とか「月光おじさん」とか初期の作品なのだ(わかるよね?)。ビートルズのパロディもいろいろあるが、王様ならではの機知の利いたニッポン語解釈というか、とにかく思いの強さが伝わってくる力作だ。うーん「Hey 柔道一直線」なんて曲もあって考えさせられる。 (石塚 隆) --- 2006年01月号

ということで、結局、田島貴男も王様も同じ結論に至った、というわけで、収録曲は、といえば・・・。

1.ひねってワオ!
2.お願い郵便屋さん
3.踊るベートーヴェン
4.君に首ったけ
5.リジーにクラク
6.月光おじさん
7.長身サリー
8.男子
9.ゼニー
10.米とげ,ザ~ッと
11.Hey 柔道一直線
12.カブトムシキング・メドレー

あら、4曲目に「君のとりこ」もあります。
これはちょっと興味あり。

渋谷系の進化・深化

現在発売中のSPA!の後ろの方にあるCD紹介コーナーで「90年代の逆襲。渋谷系の進化・深化」?というようなタイトルで、1ページ分のコラムがあった。
メインで取り上げられているのは、発売したばかりの小沢健二『毎日の環境学』で、かなり好意的な捉え方をしていたので、少し心が動いたが、財布事情や優先順位を勘案して、取りあえず我慢。originalovebeerさんのレビューを読むと、なかなかとらえどころの無い音楽のようだ。こういうのはツボにくる可能性もあるので、レンタルになったら聴こう。
正直に言えば、小沢健二には、後期8cmシングルをまとめたアルバムを出して欲しい。『刹那』が、かなり肩透かしだったので・・・。
SPA!の記事の片隅には、「90年代渋谷系アーティストの現在」というような一覧表があり、取り上げられていたのは、ピチカート・ファイブ、コーネリアスオリジナル・ラヴラヴ・タンバリンズカジヒデキカヒミ・カリイ、EL-MALO、GREAT3だったと思う。このうち、近作のジャケットまで出ていたのは、OLとラヴタン。今となってはみんなバラバラ。それを深化というのかどうかはよくわからない。ただ、このライターさんが小沢健二の新作に心動いたのは確かのようだ。