Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

残念な別れ

ついこの前まで、日曜の朝8時といったら見る番組は決まっていた。
特に毎週見る番組のない自分が、一週間楽しみに待つテレビ番組。それが平成仮面ライダーだった。とはいっても、僕は龍騎と555(ファイズ)しか見てないのだけど、これが非常に面白かった。
そもそも、テレビブロスで特集が組まれたのをきっかけに龍騎を見るようになったのだが、1回見たら、最後まで止められなかった。
ファイズは、あの面白い(しかも、どの出演者も非常に好印象だった)龍騎のあとでは、あまり期待しないほうがいいなあ、と思っていたにもかかわらず、1話目から相当に面白かった。
龍騎ファイズもラストが尻すぼみだったのだが、1話1話に工夫が凝らされていて、番組HPもファンのHPも欠かさずチェックしたほどだった。

ここまで書けば、何が言いたいか分かると思うけど、新しく始まった平成ライダー仮面ライダー剣ブレイド)』は、どうもピンとこない。1話目で引っかかるものがなかったのは自分のせいかもしれないと思って、2話、3話と見続けても、やはりよくわからない。僕だけかと思ったら、ファンの掲示板でも前2作では考えられないほど、評価の辛い人が多い。しかもストーリーよりも、「ライダーに変身する3人の区別がつかない」「主人公の滑舌が悪い」「主人公に魅力を感じない」という基本的な点を指摘する人が非常に多い。僕も実際そう思う。

ブレイドを見て、夢中になって見た前2作が、やはりよく出来た作品だったということを再認識できたのはよかったが、密かな楽しみがなくなってしまって非常に寂しい。
ファンの掲示板では、「もう少し見守ってあげましょう」といった温かい目も多いけれども、僕は我慢して見るのはいやなのでブレイドを見ることは、もうないでしょう。来週からは報道2001を見ます。