Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

昔から嫌いだったわけではないのですが・・・。

報道ステーションを初めてまともに見るも、途中でやめた。
特に、民主党岡田幹事長を招いて説明した年金法案の強行採決についての報道。久米宏よりも数倍テレビ的である古舘伊知郎が、テレビ的な首相小泉純一郎を一所懸命非難する気持ち悪さ。質の悪いパロディを見ているような気になる。
議論の本筋とは遠い場所にある「国会審議の戦術」について時間を割きすぎるのもバランスの悪さを感じる。筑紫哲也はその考え方を批判されることが多いが、古舘伊知郎はそもそも考えているのか?この人の考えているのは、「自分がどう振舞えばテレビ的に美味しいか」そんなことなのではないか?たとえそうでなかったとしても今まで染み付いたものが出てしまう。古館伊知郎はこの仕事に向いていない。
人命に関するニュースについてのコメントも不謹慎であるように感じた。テレビ的な、つまり理屈ではなく感情に訴えかけ過ぎる、古舘伊知郎の喋り方は、報道番組の視聴者をあまりに侮り過ぎていて非常に不愉快。彼は盛んに小泉首相の国会答弁が不誠実なことを指摘していたが、小泉首相に対して不快感を感じる人は、彼自身の喋り方にも不快感を感じるはず。