Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

NHKスペシャルと田島貴男

既に何を今更感が漂いつつあるが、NHKスペシャル荒川静香・金メダルへの道」を見た。1時間も無い時間で、荒川選手の努力とフィギュアスケートの魅力を紹介するとても実のある番組だった。実際、ルールに合わせて高得点を狙える技の組み合わせの試行錯誤を見たあとで、再度、五輪の演技を見ると(番組内で解説付きで放送されていた)、リアルタイムで見ていたとき以上に、あの滑りの意味が、そして金メダルの価値がわかった。
テレビを含めマスコミは、五輪開催前の「実力に見合わない」煽りについて、非難されることが多かった*1が、やはり、文章などには持ち難いテレビ独特の「力」というものがあるなあ、と感じた。
そして、これこそまさに何を今更なのだが、イナバウアー。初めてその言葉を知ったときから、その魅力に取り付かれ、先週末などは、1時間に一度くらいの頻度で、意味も無く「イナバウアー」と口に出し、その語感を確かめていた。かなりの数の日本人がそういった夢遊病的な病に冒されていたと思うが、どうも、田島貴男もツアー初日のZEPP名古屋で絶叫していたらしいことを知った。
来週は、僕自身もライヴを見にZEPP仙台に行く予定だが、さすがにイナバウアーの旬は過ぎているだろうと思うので、名古屋に行った方々は貴重なパフォーマンスを見ることが出来てうらやましいです。
ちなみに、rockcandyさんのところのブログとかは、エントリ、コメント欄ともに内容が充実しており、異常な盛り上がりを見せており、ライヴ前に満足してしまいそうなので、来週のライヴ当日まで訪れるのを控えようと思います。(笑)

*1:最近では身内からの非難も多い。先日、日経紙面でもライブドアの「掌返し」的な取り上げ方をあわせて、ちくりと刺す文章を見かけた。