Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

奥田ひとし『超神ネイガー』

超神ネイガー (ドラゴンコミックス 20-8)

超神ネイガー (ドラゴンコミックス 20-8)

「泣く子はいねーがー」などと大声を上げながら家々を回る国の重要無形民俗文化財なまはげ」で知られる秋田県男鹿市で昨年大みそか、男鹿温泉郷の旅館がなまはげを招いた際、なまはげに扮した男性1人が女風呂に乱入し、複数の女性の体を触っていたことが12日、明らかになった。

 男鹿温泉郷では毎年、大みそかの夜に周辺2町内会の青年らが宿泊施設などを回っている。事態を受け、温泉郷周辺の町内会長らが協議。問題を起こした町内会のなまはげ温泉郷への出入りを3年間禁止することなどを決めた。

先週末、何かと話題になった、この事件。やはり秋田といえば「なまはげ」のイメージは強い。
そんな「なまはげ」がモチーフになったご当地ヒーローが超神ネイガーだ。
お土産やには必ず置いてあるので数年前から知ってはいたが、年末に秋田に行ったとき、駅の売店で、ネイガーグッズがかなり増えた(女性キャラのグッズ、てぬぐい、軍手)ことに驚き、本屋に行くと、これが積んであったので買ってしまった。
読んだ感想としては「好き勝手しすぎ」。地方ネタが深すぎて難しかったりする(笑っていいのかどうか判断しかねる自虐ネタなど)ところも含めて、いい意味で「不真面目」で、オタク過ぎ。
勿論コミック版を読んだだけなので、ネイガー・プロジェクトの全体像を理解しているわけではないが、結構安易に取り組まれがちな「ご当地ヒーロー」が成功するには、中心に「ただそれが好きな人」がいなくてはならないのだなあ、とただ感心した。
Wikipedeiaとか、本家のHPとかは、情報量がものすごすぎてびっくりします。

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