Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

ピチカート・ファイヴ『THE BAND OF 20TH CENTURY:Sony Music Years 1986-1990』★★★★(ASIN:B0001N1OQU)

ピチカート・ファイヴソニー時代のベスト+ライヴ盤。聴き所はなんと言ってもライヴ盤(DISC2)。何故か、オリジナル・ラヴの公式サイトではアナウンスが全くないのだけれど、当人のライヴ盤というものがほとんど存在しない状況にある*1ので、オリジナル・ラヴファンにとっては非常に嬉しい作品。
特に8曲目「リップ・サーヴィス」からの6曲、最高です。田島貴男は昔と比べると、声(歌唱法)が結構変わっているのですが、これを聴くと違和感なし。特に、いい加減なMCと歌詞の合間に入れるフェイクなどは全く変わっていません。ピチカート・ファイヴ脱退時のライヴということで、雰囲気もいいし、本当に買ってよかったなあ。
ところで、確か、ベリッシマの頃にピチカート・ファイヴ山下達郎が「仏つくって魂(ソウル)入れず」と皮肉った、と言いますが、その山下達郎のカバー曲を田島貴男が次回シングルのカップリングで披露するようです。(発売延期になった山下達郎トリビュート盤と同じ内容のはず)これも楽しみですね。

*1:企画盤『EX-L』のみ例外か?