Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

スマトラ地震

死者の数は12万人を超えているという。今後しばらくの衛生面の問題(具体的には「水」)、そして長期間を要する観光面の復旧など、支援には、時間もお金も相当にかかるのだろう。「ツナミ」という言葉の発祥地である日本が、世界の中で、アジアの中でリーダーシップを取って積極的に支援に取り組み、国際的な信頼を得る、そんな未来を見たい。今回、日本の反応は早く、既に救援チームが現地入りしているようだが、数は十分なのだろうか?
ところで、昨朝「やじうま」では放送されていたが、家族が流されて一人取り残された日本人小学生にマイクを向ける*1テレビ朝日?現地取材陣に唖然。見るに見かねて、コメンテーターとして登場していた福岡政行が激怒していたので救われたが、この映像をスルーして流してしまう番組制作者側の無神経はどうなのか?今年は自然災害が多かったが、そのたびに、こういうことが繰り返されている気がする。
それにしても、数多くの人が亡くなっている。実感のわかない数字だ。
そんな中、プーケットに旅立つ日本人もいるという。

 日経記事によれば、出国ラッシュの成田では被災地タイ・プーケットに向かう家族連れも少なくない。腐乱死体がころがっている場所に家族で遊びにいく日本人とは何者? 外務省はボランティアを除く観光客の渡航自粛要請もしない。なぜ? 年末年始で休みだから?

以下が、その日経記事。わからない・・・。気が引けるなら行くなよ、と思う。

それでも被災地プーケットに向かう家族連れも少なくない。東京都江東区の主婦(64)は「旅行を楽しめる雰囲気ではないし行きたくないが、1年前から予約していた夫が『行こう』と言って聞かないので……」と不安そう。同じく家族でプーケットに滞在する予定の東京都荒川区の男性会社員(46)は「周囲も心配しているし、こんな時に行くのは気が引けるが、あまりホテルから出ずに過ごします」とに話した。

*1:言葉に詰まり泣き出していました。