今日で、ここの頁も無事、一周年を迎えることが出来ました。自分でもよく続いたものだと思います。
ところで、僕の通っていた小学校では校長先生が、よく「継続は力なり」と言っていました。小学生の僕は、何でも続けなくては、と教えを忠実に守るようにしてきましたが、いつの日からか、この言葉に強い違和感を覚えるようになりました。例えば、何か新しいことを始めようと思っても、「こういうことは続けることが大事で、続けられそうにないから」という理由で諦めることが多くなったときに、自分は意味のないものに縛られているんじゃないかと強く感じるようになったのです。自分だけでなく、周りを見ても、何かを始めようとする人に対して、「どうせ3日坊主だろう」「ほら、やっぱり続かなかった」と始めてもない人が言うのを見たりすると、腹立たしいのと同時に、結構「続けることが大事」理論に捕らわれている人が多いんだなあ、と感じるようになりました。
考えてみれば当然のことですが、「続けることは大事。だが始めることがもっと大事」なのです。この頁も、タイトルとidを非常にいい加減に決めて見切り発車ではありましたが、一年前の、あのときに始めなければ、今も書いていないかもなあ、と思います。
そう考えると、日記のタイトルについた「始めました」は、もう一年続いていて、実態に合わないかもしれないわけですが、常に新しいことを始める気持ちで行こう、という意味を持つということで残しておくのがいいかもしれないと、こじつけにしては、それらしいタイトルの由来ができました。
2度とはないよ。最初の連続さ。
もう2度と来ないよ。さぁ、泣き、笑え。
もう2度とはないよ。さぁ、だから飛び乗んだ。
もう2度と来ないよ。存分に進め。
（100s「バーストレイン」from『OZ』）
惰性で続けるのでなく、最初の連続である今日を、自分を、言葉として残して行きたいと思います。ときどき読みに来て頂いている方々、押しつけがましい僕からのリファやコメントに親切に答えてくださる方々、今後もよろしくお願いします。
